【トップ100・チャート】今週のピックアップ(02/16付)、Tame Impala / ANIMAL HACK / The Strokes / (sic)boy, KM

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Tame Impala / Breathe Deeper

オーストラリア・パース出身のサイケデリックロック・バンド、Tame Impala(テーム・インパラ)。02/14(Fri)にリリースされた待望のニュー・アルバム『The Slow Rush』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2015年にリリースされた3rdアルバム『Currents』以来となる、およそ4年7ヶ月ぶりの新作に。その間、ZHU(ズー)や、Theophilus London(セオフィラス・ロンドン)、SZA(シザ)とのコラボ・シングルを始め、フロントマン・Kevin Parker(ケヴィン・パーカー)のプロデュース・ワークとして、Lady Gaga(レディー・ガガ)、Kali Uchis(カリ・ウチス)、Travis Scott(トラヴィス・スコット)、Kanye West(カニエ・ウエスト)、Mark Ronson(マーク・ロンソン)などのアルバムに参加したことでも話題に。

2018年に行われた「Beats 1」でのインタビューで、本ニュー・アルバムの制作が開始していることを明かしていましたが、同年11月には、カリフォルニア州の大規模な山火事によって、マリブで借りていたプライベート・スタジオと機材が焼失する事態に見舞われることに。その後、かろうじて持ち出したPCとハードディスクとともにハリウッドヒルズにある自宅の地下スタジオで制作を進め、2019年にはシングル「Patience」「Borderline」を携えて、世界最大級の音楽フェスティバル「Coachella 2019」(コーチェラ)で初のヘッドライナーを務めました。

Kevin Parker(ケヴィン・パーカー)が全面プロデュースを手がけ、アルバム全体を通じて「時の流れ」を表現している、本ニュー・アルバム『The Slow Rush』。2019年に公開されたインタビューでは、ガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説「百年の孤独」からの影響を明かしており、歴史は繰り返される運命にあるということにインスピレーションを受けた模様。

2019年に結婚したパートナー・Sophie Lawrence(ソフィー・ローレンス)との関係を反映させた「Instant Destiny」や、2009年に死別した実父への複雑な想いと赦しを込めた「Posthumous Forgiveness」に加えて、収録曲のタイトルには、1年、明日、昨日、1時間、という「時間」に関するテーマが並んでおり、時が流れていくことでもたらされていく自身の心境の変化と未来の人生への思索について、リリックで語られています。未聴のリスナーはぜひチェックを。



ANIMAL HACK / DIVE (feat. okkaaa)

東京を拠点とするプロデューサー・デュオ、ANIMAL HACK。02/05(Wed)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

高校の同級生という、MASAtO、YUtAによって構成されており、楽曲制作やジャケット・アートワークなどをトータルプロデュースで手がけていることで話題に。2016年に1stシングル「Keep Shakin」ならびにEP『ANIMAL HACK』をリリースし、音楽活動を本格化。2017年の2nd EP『Boy』を皮切りにコンスタントにリリースを重ねていくなか、2018年に公開したアルバム『GIFT』の収録曲「Pressure」が、Apple Music Japan「100 best songs in the world representing 2018」の1曲に選出。2019年にリリースされたEP、4s4ki『NEMNEM』全楽曲のプロデュースを担当するほか、自身のコラボ・シングル「Days Gone By (feat. SIRUP)」「グッドバイ・ハイヒール (feat. 真空ホロウ)」を公開するなど、多方面での活躍が続いています。

本ニュー・シングル「DIVE」には、1999年生まれで東京を拠点に活動しているマルチクリエイター・okkaaaをフィーチャー。TOKYO FM「RADIO DRAGON -NEXT-」(02/14放送回)に出演したokkaaaのコメントによれば、高校時代からのファンであるANIMAL HACKが、2019年にリリースした自身のシングル「積乱雲」を聴いていたことからコンタクトが生まれ、対面を経て意気投合したことから今回のコラボに至った模様。ANIMAL HACKがトラックを、okkaaaがメロディと作詞をメインに担当しつつ、失われた時代に留まらず新しい世界へ飛び込むことをテーマに制作したとのことです。さらに、英語歌詞・発音のディレクションとして竹田ダニエルも参加しています。

そして先日公開されたMVは、Yosuke Kobayashiがディレクションを務め、ピンクの衣装を全身に纏った3人が都内各地を走り回る印象的な映像が展開。あわせてぜひチェックを。



The Strokes / At The Door

NY出身のロック・バンド、The Strokes(ザ・ストロークス)。04/10(Fri)にリリースされる待望のニュー・アルバム『The New Abnormal』のリード・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2013年にリリースされた5thアルバム『Comedown Machine』以来となる、およそ7年ぶりの新作に。2016年には4曲入りのEP『Future Present Past』をリリースし、2017年には南米で開催された音楽フェスティバル「Lollapalooza」(ロラパルーザ)に出演。ブラジルチリなどでヘッドライナーを務めるなか、アルゼンチンでのライブではキャリア史上最大規模となる9万人の観衆が集まったことでも話題に。

また同年には、すでにニュー・アルバムに向けたセッションに取り組んでいることを明かしており、2019年に開催した当時2年以上ぶりとなったライブでは、新曲「The Adults Are Talking」を披露。2020年2月にニューハンプシャー大学で行われたバーニー・サンダース上院議員の政治集会へライブ出演した際、ニュー・アルバム『The New Abnormal』のリリースが正式にアナウンスされました。

全9曲が収録予定の本ニュー・アルバムには、レーベル〈Def Jam Recordings〉の共同設立者としても知られ、ヒップホップ・シーンをメジャーに広めた立役者の1人である、プロデューサー・Rick Rubin(リック・ルービン)が参加。2017年当時からバンドのセッションに参加していた模様で、本リード・シングル「At The Door」のプロデュースも担当しています。

そして、ジャケット・アートワークは、同じくNY出身の現代アーティスト・Jean-Michel Basquiat(ジャン=ミシェル・バスキア)の作品「バード・オン・マネー」が使用されているほか、80年代にアメリカで人気を集めたテレビアニメ・シリーズ「ヒーマンと超空の覇者たち」の影響を受けたMVも公開されています。現在、ヨーロッパならびにアメリカ・ツアーの開催が予定されているなか、来日公演にまつわる今後のアナウンスに期待が高まります。



(sic)boy, KM / (sic)’s sense

オルタナティブロックならびにヒップホップ・シーンを中心に注目を集めるラッパー・(sic)boyと、東京を拠点に活動しているトラックメイカー / プロデューサー・KMが注目の初共演。02/05(Wed)にリリースされたコラボ・EP『(sic)’s sense』の収録曲が、チャートにランクインされました。

2019年に公開されたインタビューによれば、小学6年生のときに聴いたL’Arc-en-Cielをきっかけに、My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)、Marilyn Manson(マリリン・マンソン)、Nirvana(ニルヴァーナ)など、さまざまなオルタナティブロックを愛聴しているという、(sic)boy。

高校3年生のころからトラップ・シーンの隆盛とともにラップに傾倒し、2018年に「Sid the Lynch」名義でSoundCloudにアップした1st EP『NEVERENDING??』を皮切りに、多くの楽曲を公開。2019年には、札幌出身のラッパー・Sleet Mageを客演に、釈迦坊主をプロデューサーに迎えたシングル「Hype’s」をリリースするなど、エモ・ラップの新鋭として注目を集めています。

本コラボ・EP『(sic)’s sense』には、リード・シングル「freezing night」「no.13 ghost」を含む全5曲が収録されており、トラックメイカー / プロデューサー・KMが全面プロデュース。block.fm「TCY Radio」(02/14放送回)に両者ともにゲスト出演した際、都内のイベントに出演していた(sic)boyにKMからコンタクトを取ったことで今回のコラボが始まったことを明かしており、さらにはコラボ・アルバムの年内リリースも予定されている模様です。

そして、03/04(Wed)WALL&WALL(表参道)には、本コラボ・EP『(sic)’s sense』のリリース・パーティーが開催。ゲストに、釈迦坊主、vividboooy、Only U、No Flower(kiLLa)などの出演が予定されており、お近くのリスナーはぜひチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(02/09付)、Leon Bridges, Khruangbin / cero / Phony Ppl / GEZAN

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Leon Bridges, Khruangbin / Texas Sun

シンガーソングライター・Leon Bridges(リオン・ブリッジズ)、ファンクバンド・Khruangbin(クルアンビン)による、米テキサス州出身の2組がコラボ。02/07(Fri)にリリースされた注目のニュー・EP『Texas Sun』の収録曲が、チャートにランクインされました。

今回のコラボレーションは、2018年にお互いのアルバム・ツアーで共演して親交を深めたことから始まり、Khruangbin(クルアンビン)が行ったセッションで、Leon Bridges(リオン・ブリッジズ)のボーカルを前提とした楽曲を制作したことで実現。当初シングルのBサイドにするつもりだったものの、エンジニア・Steve Christensen(スティーブ・クリステンセン)も交えたレコーディングをヒューストンで進めていくうちに4曲制作され、本ニュー・EP『Texas Sun』に発展していった模様です。

Khruangbin(クルアンビン)のベーシスト・Laura Lee(ローラ・リー)は「意図的なことは避けて、音楽が自然に鳴るようにした。そうすることで、音楽自身が明らかになる。同じようなアプローチをLeonに対しても行なって、他の人が入ってこれるように私たちの世界を開いていたの」とコメント。60-70年代のタイ・ファンクから強く影響を受け、エキゾチックなインストゥルメンタル・ミュージックを展開するKhruangbin(クルアンビン)の世界観に初めてボーカルが加わったことで、テキサスのロードサイドを想起させるようなカントリー / ブルー・グラスの聴き心地を感じさせます。

そして先日から、ストリーミング配信に加えて、CD、アナログ、カラー・バイナル(限定盤)などのフィジカル・リリースも開始。2019年にすでにライブで披露されているなか、2組による来日公演の実現にも期待が高まります。



cero / Fdf

東京を拠点に活動しているバンド、cero。02/05(Wed)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2018年にリリースされた4thアルバム『POLY LIFE MULTI SOUL』以来となる、およそ1年8ヶ月ぶりの新作に。2019年にはキャリア初のNHKホールでのワンマン・ライブ「別天」を成功させたほか、通算4度目となるバンド主催企画「Traffic」を開催。また現在、Netflixで全世界独占配信されている、監督・渡辺信一郎によるオリジナルアニメ『キャロル&チューズデイ』に楽曲提供を行ない、フロントマンを務める高城晶平がソロ・プロジェクト「Shohei Takagi Parallela Botanica」でのライブ活動も本格化させるなど、多方面での活躍が続いていました。

本ニュー・シングル「Fdf」は、作曲・荒内佑、作詞・高城晶平で手がけており、シングル「街の報せ」から引き続きレコーディング / ミキシング・奥田泰次(STUDIO MSR)に加えて、マスタリング・木村健太郎(KIMKEN STUDIO, 2020)が担当。ジャケット・アートワークは、デザイナー・坂脇慶、フォトグラファー・題府基行によって制作されており、本ニュー・シングルの世界観である「光る円盤に乗ってベッドルームから月までフライトするようなポップミュージック」が表現されています。

そして、先日に行われた東京公演を皮切りに全国4都市を巡るライブ・ツアー「TOUR 2020 “Contemporary Tokyo Cruise”」が現在開催中。ゲストDJとして、MOODMAN、COMPUMA、nutsman、VIDEOTAPEMUSIC、などを各地で迎えており、お近くのリスナーはチケット入手をお早めに。



Phony Ppl / Fkn Around (feat. Megan Thee Stallion)

米ニューヨーク・ブルックリン出身のバンド、Phony Ppl(フォニー・ピープル)。01/31(Fri)にリリースされた注目のコラボ・シングルが、チャートにランクインされました。

中学からの友人という、ボーカル・Elbee Thrie(エルビー・スリー)、キーボード・Aja Grant(エイジャ・グラント)を中心に、2010年ごろに9人組ヒップホップ・コレクティブとして始動 。現在は、ギター・Elijah Rawk(イライジャ・ローク)、ドラム・Matt “Maffyuu” Byas(マット・マフュー・バイヤス)、ベース・Bari Bass(バリ・ベース)を含む5人組バンドとして活動を続け、プロデューサー、ライブ・サポートなど、メンバーそれぞれのソロ活動も展開。2015年にリリースしたアルバム『Yesterday’s Tomorrow』で高評価を受け、2018年にはレーベル〈300 Entertainment〉を通じてアルバム『mō’zā-ik』をリリース。2019年1月に初の来日公演を成功させたのち、同年7月には「FUJI ROCK FESTIVAL」3日目のレッド・マーキーを沸かせるなど、国内外で高い人気を集めています。

本ニュー・シングル「Fkn Around」は、米テキサス州ヒューストン出身のラッパー / シンガーソングライターで、2019年に全米を席巻したサマー・アンセム「Hot Girl Summer」で話題の、Megan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン)をフィーチャー。2019年10月に初共演を果たした、アメリカの公共ラジオ放送の音楽部門「NPR Music」によるライブコンサート・シリーズ「Tiny Desk Concert」でも披露されており、相性抜群のパフォーマンスが当初から話題になっていました。

そして今年に入って、5月に米ボストン「Boston Calling」、7月にカナダ・モントリオール「Osheaga」といった大型フェスティバルへの出演が決定しているほか、現在はニュー・アルバムの制作が進められている模様。2020年内にリリースされるのか、さらなる注目が集まります。



GEZAN / Soul Material

東京を拠点に活動しているオルタナティブロック・バンド、GEZAN。01/29(Wed)にリリースされた注目のニュー・アルバム『狂(KLUE)』の収録曲が、チャートにランクインされました。

マヒトゥ・ザ・ピーポー(Vo, Gt)、イーグル・タカ(Gt)、カルロス・尾崎(Ba)、石原ロスカル(Dr)で構成され、2009年に大阪で結成。自主レーベル〈十三月〉を通じてコンスタントに楽曲をリリースし、全国各地でライブ活動を展開するなか、2014年から価値を再考する野外フェス「全感覚祭」を主催しており、大阪ならびに東京で定期開催されるイベントの模様は毎年話題に。2016年末より現体制となり、マヒトゥ・ザ・ピーポーのソロ活動にも注目が集まるなか、2019年には「FUJI ROCK FESTIVAL」(WHITE STAGE)出演や、バンド初のドキュメンタリー映画「Tribe Called Discord:Documentary of GEZAN」が公開されるなど、多方面でさまざまな活躍が続いています。

2018年にリリースされた4thアルバム『Silence Will Speak』に次ぐ、およそ1年3ヶ月ぶりのニュー・アルバムとなった『狂(KLUE)』 。エンジニア・内田直之を招いて「Red Bull Studios Tokyo」でレコーディングされており、全編を通してBPM100のビートで統一されたレベル・ミュージックが展開。先日公開されたインタビューによれば、写真家・岩根愛が担当したジャケット・アートワークには、福島県三春町の伝統文化「ひょっとこ踊り」を継いでいる、橋本広司(高柴デコ屋敷17代目)の姿が映し出されています。

そして、今月2月から全国7ヶ所を巡るリリース・ツアーを開催。すでに一部ソールドアウトを記録しており、気になるリスナーはお早めにチケット入手を。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(02/02付)、Gorillaz / 角銅真実 / J Hus / Vaundy

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Gorillaz / Momentary Bliss (feat. slowthai and Slaves)

ロンドン発のカートゥーン・バンド、Gorillaz(ゴリラズ)。01/30(Thu)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2018年にリリースされた6thアルバム『The Now Now』以来となる、およそ1年7ヶ月ぶりの新作に。リリース当時は、カートゥーンメンバー・Murdoc(マードック)が刑務所に収容されたかわりに、人気テレビアニメ作品「パワーパフガールズ」に登場するキャラクター・エースがベーシストとして参加したことでも話題に(その後、テキスト・ゲーム「Free Murdoc」を経てバンドに再合流)。

同年6月からは世界29ヶ所を巡るワールド・ツアー「The Now Now Tour」を開催し、2019年には約3年間にわたって撮影されてきたバンド初のドキュメンタリー映画『Gorillaz: Reject False Icons』が、世界各地の映画館で上映。アルバム『Humanz』『The Now Now』の制作過程やワールド・ツアーの模様を追った内容となっており、YouTubeを通じてディレクターズ・カット版(パート3まで)が現在配信されています。

本ニュー・シングルでは、英ケント出身のパンクロックバンド・Slaves(スレイヴス)、英ノーザンプトン出身のラッパー・slowthai(スロータイ)を初フィーチャー。リリース翌日に公開されたMVには、Damon Albarn(デーモン・アルバーン)、上記のゲスト2組に加えて、2-D、Murdoc(マードック)、Russel(ラッセル)、Noodle(ヌードル)といったカートゥーンメンバー4人も登場。現実とカートゥーンがコラボした、楽しげなレコーディング風景が収められています。

なお、本ニュー・シングルは、従来のアルバム・リリースとは異なる新たなプロジェクト『SONG MACHINE』シリーズの第1エピソードとして公開。今後さまざまなアーティストとのコラボが予想されるなか、BBC 1 Radioに出演した、Damon Albarn(デーモン・アルバーン)へのインタビューによれば、ScHoolboy Q(スクールボーイ・Q)、Sampa The Great(サンパ・ザ・グレイト)とスタジオ入りしていることをコメント。今後のリリースに注目が集まります。



角銅真実 / 6月の窓

長崎県生まれの打楽器奏者 / シンガーソングライター、角銅真実。01/22(Wed)にリリースされた注目のニュー・アルバム『oar』の収録曲が、チャートにランクインされました。

東京藝術大学音楽学部(器楽科打楽器専攻)を卒業し、個展やコンサートの開催、さまざまな作品への楽曲提供、スタジオワークでの演奏参加、インスタレーション作品の制作といった、幅広い表現活動を国内外で展開。2016年から自身のソロ活動と並行して、ceroのサポート・メンバー、石若駿によるセルフ・プロデュース・プロジェクト「SONGBOOK」のメンバーとしても活動するなか、2017年には自身初のソロ・アルバム『時間の上に夢が飛んでいる』を発表。

2018年に2ndソロ・アルバム『Ya Chaika』をリリースし、2019年には初めて”うた”にフォーカスしたワンマン・ライブ「角銅真実SINGS」を都内カフェで開催したのち、同年7月末の「FUJI ROCK FESTIVAL’19」にソロ名義として初出演を果たすなど、多くの活躍が続いています。

今回のリリースを通じて〈ユニバーサルミュージック〉からのメジャー・デビューを飾った、本ニュー・アルバム『oar』。キャリア初のボーカル・アルバムとなった本作には、石若駿、中村大史、西田修大、Marty Holoubek(マーティ・ホロベック)、光永渉、巌裕美子、中藤有花、大石俊太郎、網守将平、大和田俊といった、ジャンルレスかつシーン精鋭のミュージシャンが数多く参加。浅川マキ「わたしの金曜日」ならびに、フィッシュマンズ「いかれたBaby」カバーも含む全13曲が収録されており、新世代のアシッド・フォーク / アンビエント・フォーク作品として注目を集めている模様です。

そして先日から、収録曲「December 13」「Lullaby」のライブ映像が収められている、フォトグラファー・三田村亮が監督したショート・フィルムが公開。オフィシャルサイトには、ライター・松永良平が担当した、角銅真実の活動の軌跡を辿ったオフィシャル・テキスト「音楽で自由になるために。」も公開されており、02/07(Fri)14(Fri)と連続して、上記ビデオとテキストの続編が公開予定とのこと。あわせてぜひチェックを。



J Hus, Burna Boy / Play Play

英ロンドン・ストラトフォード出身のラッパー、J Hus(J・ハス)。01/24(Fri)にリリースされた待望のニュー・アルバム『Big Conspiracy』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされたデビュー・アルバム『Common Sense』に次ぐ、およそ2年7ヶ月ぶりの新作に。2018年にはEP『Big Spang』を公開し、当時からニュー・アルバムの制作に取りかかっていたものの、突如としてナイフ所持の容疑で逮捕されることに(およそ2週間後に保釈されるも、懲役8ヶ月の実刑判決を受ける)。

2019年4月に刑務所から釈放されると、その数時間後にはロンドンで当時開催されていた、Drake(ドレイク)のライブにサプライズ出演したことでも話題に。その後、GRM Daily(グライム・デイリー)をフィーチャーしたシングル「Daily Duppy」をリリースし、Dave(デイヴ)、Skepta(スケプタ)、MoStack(モースタック)、Ed Sheeran(エド・シーラン)といったイギリス発の話題作でフィーチャーされるなど、シーンを代表するラッパーとして話題となっています。

本ニュー・アルバム『Big Conspiracy』は、リード・シングル「Must Be」「No Denying」「Repeat」「Play Play」を含む全13曲が収録されており、Burna Boy(バーナ・ボーイ)、Koffee(コーヒー)に加えて、J Hus(J・ハス)の姉としてリスナーのあいだで噂されている、icèe tgmをフィーチャー。前作から同じく、Jae5、iO、TSB、に加えて多数のプロデューサーが参加し、ヒップホップ、R&B、ダンスホール、アフロ、ドリルを幅広く取り入れるなど、キャリア初の全英アルバム・チャート1位を記録する作品となりました。

また、本ニュー・アルバムのリリース前にオンライン上でリークされた音源のなかには、Ella Mai(エラ・メイ)をフィーチャーした楽曲「One and Only」が存在していた模様(現在は削除済み)。現段階では正式リリースのアナウンスはされていないものの、今後の動きに引き続き注目が集まります。



Vaundy / 不可幸力

都内中心に活動しているマルチ・クリエイター、Vaundy。01/22(Wed)に配信リリースされたニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

音楽塾ヴォイス(東京校)に通っている現役大学生で、作詞、作曲、アレンジならびに、アートワークのデザインや、映像もセルフ・プロデュース。さまざまな楽曲のカバーに加えて、2019年5月からオリジナル楽曲「pain」「soramimi」「わかってないよ」をYouTubeに公開するなか、同年9月に公開したMV「東京フラッシュ」が再生回数270万回以上(2020年2月現在)を記録するなど、一部リスナーのあいだで話題に。

その後、Spotifyがピックアップする、今年大きな飛躍が期待される新進気鋭のアーティスト10組「Early Noise 2020」に選出されたほか、大型フェスティバル「ARABAKI ROCK FEST.20」「VIVA LA ROCK 2020」出演が決定するなど、各方面から大きな注目を集めています。

本ニュー・シングルは、2019年11月からMV公開されており、YouTube再生回数170万回以上(2020年2月現在)を記録するなど、当時からリスナーのあいだで配信リリースが待望されていた一曲。またMVの監督は、京都在住のグラフィック・デザイナー / アニメーター・かずおが担当しており、さまざまなカラスが登場するカラフルなアニメーションが展開されています。

そして、04/05(Sun)渋谷CLUB QUATTROにて初のワンマン・ライブ「大人間前夜」の開催が決定。さらに本人のツイートを通じて、02/07(Fri)に新曲を公開することがアナウンスされており、ワンマン・ライブのチケットとあわせてぜひチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(01/26付)、Thundercat / chelmico / King Krule / 岡田拓郎

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Thundercat / Black Qualls

LA出身のベーシスト / シンガーソングライター、Thundercat(サンダーキャット)。04/03(Fri)にリリースされる待望のニュー・アルバム『It Is What It Is』のリード・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされた名盤『Drunk』以来となる、およそ3年ぶりの新作に。2018年には、名盤のチョップド&スクリュード版であるアルバム『Drank』に加えて、ゲーム愛あふれるシングル「Final Fight」を公開。同年には、Flying Lotus(フライング・ロータス)率いる所属レーベル〈Brainfeeder〉の設立10周年を記念したコンピレーション・アルバム『Brainfeeder X』にも参加。

また自身のソロ活動のほか、Janelle Monáe(ジャネール・モネイ)、Travis Scott(トラビス・スコット)、Mac Miller(マック・ミラー)などのアルバムに一部参加したほか、Flying Lotus(フライング・ロータス)『Flamagra』や、監督・渡辺信一郎によるオリジナルアニメ『キャロル&チューズデイ』の楽曲制作に携わるなど幅広い活躍が続いています。

本ニュー・アルバム『It Is What It Is』は、これまでの全アルバムを手がけた、Flying Lotus(フライング・ロータス)がプロデュースを担当。ゲストには、BADBADNOTGOOD(バッドバッドノットグッド)、Kamasi Washington(カマシ・ワシントン)が参加しているほか、Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)、Lil B(リル・B)、Louis Cole(ルイス・コール)、Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)、Zack Fox(ザック・フォックス)などに加えて、70年代後半から80年代にかけて活躍したファンクバンド・Slave(スレイヴ)の元メンバー、Steve Arrington(スティーヴ・アーリントン)や、The Internet(ジ・インターネット)のメンバーかつプロデューサーとしても名高い、Steve Lacy(スティーヴ・レイシー)がフィーチャーされている模様です。

さらに国内盤CDのボーナス・トラックには、名曲「Show You The Way」でも共演を果たした、Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)をフィーチャーしたボーナス・トラック「Bye For Now」が収録されるとのこと。「愛、喪失、人生、それに伴う浮き沈み」を表現したという本ニュー・アルバム。先日、国内某所でニュー・アルバムのプライベート試聴会を行っていた模様で、新作の全貌に期待が高まります。



chelmico / Easy Breezy

Rachel、Mamikoからなるラップ・ユニット、chelmico。01/17(Fri)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・シングルとしては、2019年にリリースされた「switch」に次ぐ、およそ8ヶ月ぶりの新作に。同年にはメジャー2ndアルバム『Fishing』を発表し、全国7公演を巡ったリリース・ツアーは追加公演を含めて全会場ソールド・アウトを記録。また「RUSH BALL 2019」「鉄工島フェス2019」「COUNTDOWN JAPAN 19/20」など多くのイベント出演が続くなか、今年1月には、親交の深いシンガーソングライター・iriとの共同主催ライブ「SAKEBANIGHT 2020」を東阪で開催。

さらに、chelmico初のラジオレギュラー番組(3ヶ月間限定)として、TBSラジオ「chelmicoの でも、まだ土曜日」(毎週土曜20:30〜21:00)が好評スタートしており、番組ツイッターアカウントを通じて番組継続のためのメールテーマを突如ゲリラ募集するなど、多くの反響を集めています。

そんななかリリースされた本ニュー・シングルは、現在、NHK総合で放送されている話題沸騰のテレビアニメ『映像研には手を出すな!』(毎週日曜24:10~、関西地方は24:45~)オープニング・テーマとしてもお馴染みの1曲。作曲は、インディー当時からさまざまなchelmicoのトラックを手がけている、ryo takahashi(Pistachio Studio)が担当。先日から公開されているMVは、映像ディレクター / グラフィックデザイナー・田向潤がディレクションを務めており、映像研を想起させるような、創作意欲あふれた最強の世界が展開されています。

そして、今年3月から全国10ヶ所を巡るライブ・ツアー「chelmico 感謝祭 Tour 2020」が開催。先日からチケットの一般発売が開始されており、入手はお早めに。



King Krule / (Don’t Let The Dragon) Draag On

英ロンドン・サザーク出身のミュージシャン、Archy Ivan Marshall(アーチー・マーシャル)によるソロ・プロジェクト、King Krule(キング・クルール)。02/21(Fri)にリリースされる待望のニュー・アルバム『Man Alive!』のリード・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされ、イギリスとアイルランドにおける最高峰の音楽賞であるマーキュリー・プライズにノミネートされた『The Ooz』に次ぐ、およそ2年4ヶ月ぶりの新作に。同年には、Brendan Malloy(ブレンダン・マロイ)ならびに、Emmett Malloy(エメット・マロイ)監督映画『The Tribes of Palos Verdes(原作邦題:波のかなた)』サウンドトラックに参加したほか、2018年には月面でのライブ・パフォーマンスを表現した映像「Live On The Moon」を公開。

また、盟友・Mount Kimbie(マウント・キンビー)のアルバム『Love What Survives』(2017年)に収録されている「Blue Train Lines」や、シングル「Turtle Neck Man」(2018年)などでフィーチャーされるなど、独自の活動が続いていました。

本ニュー・アルバム『Man Alive!』には、前作『The Ooz』から引き続き、Dillip Harris(ディリップ・ハリス)が共同プロデュースおよびミキシングを担当。2018年に、YouTubeで公開したショート・フィルム「Hey World!」で流れていた新曲「Perfecto Miserable」「Alone, Omen 3」「(Don’t Let the Dragon) Draag On」「Energy Fleets」などを含む、全14曲が収録予定の模様です。

そして先日から、自身がディレクションを務めたMV「(Don’t Let the Dragon) Draag On」が公開。ニュー・アルバムについて今後さらなる続報が待たれます。



岡田拓郎 / Morning Sun

東京都福生市出身のソングライター / ギタリスト / プロデューサー、岡田拓郎。01/24(Fri)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

2015年に解散したバンド「森は生きている」のリーダーとしても知られ、2017年にはソロ名義としてのデビュー・アルバム『ノスタルジア』をリリース。2018年には、岡田が強く影響を受けたというアルバム、Steve Hiett(スティーブ・ハイエット)『渚にて…』の収録曲「By The Pool」カバーを含む『The Beach EP』を公開。

また、サポート・ギタリストとして、柴田聡子、前野健太、安藤裕子、などのライブおよびレコーディングに参加するなか、2019年にリリースされた、South Penguinのアルバム『Y』ならびに、優河のシングル「June」のプロデュース / ミキシングを手がけるなど、幅広い活動が続いています。

本ニュー・シングルは、ピアノ / ウーリッツアー・谷口雄(1983)との共同制作で作曲しており、ドラム・増村和彦(元・森は生きている)が参加。また、葛西敏彦(studio ATLIO)がレコーディングならびにミキシングを手がけているほか、グラミー賞ノミネート経験もあるエンジニア、Greg Calbi(グレッグ・カルビ)がマスタリングを担当しています。

そしてリリース当日から、本ニュー・シングル「Morning Sun」MVが公開されており、注目の映像作家・Pennackyが監督。埼玉県入間市にあるカフェ兼レコーディングハウス「guzuri」にて、岡田本人に加えて、谷口雄、増村和彦、新間功人(1983)や、本ニュー・シングルのカバー・アートワークも手がけた、三船雅也(ROTH BART BARON)などによるパフォーマンスが展開されています。あわせてぜひチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(01/19付)、Mac Miller / iri / Mura Masa / Awich

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Mac Miller / Good News

2018年9月に逝去してしまった、米ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のラッパー・Mac Miller(マック・ミラー)。01/17(Fri)にリリースされたニュー・アルバム『Circles』の収録曲が、チャートにランクインされました。

2018年の生前にリリースされた5thアルバム『Swimming』以来、逝去後初のアルバムとなった本作。Mac本人のインスタグラムに先日投稿された遺族のコメントによれば、前作『Swimming』をフォローアップする作品として、生前から本ニュー・アルバム『Circles』のレコーディングが開始されていたことを公表。「2つの異なるスタイルが互いに補完し合い、円を完成させる」ことを目指した「Swimming in Circles」というコンセプトを持ち、Mac自身の半生で起こった問題を乗り越えるためのヒーリング・アルバムとして制作されていたとのこと。前作『Swimming』の共同制作者として関わったプロデューサー・Jon Brion(ジョン・ブリオン)が、本ニュー・アルバム『Circles』の初期段階から深く参加しており、生前のMacと過ごした時間や会話に基づいて完成させた模様です。

なかでもリード・シングル「Good News」のリリックでは、多くのファンから良いニュースばかりが求められ、落ち込んだ姿は嫌われるという苦悩を吐露。前作『Swimming』でも語られていた、Mac自身のうつ病や孤独感といったネガテイブな感情をテーマにしているほか、先日公開されたMVでは、生前のレコーディング姿を含む、さまざまなシーンをつなげたアニメ・コラージュが展開。さらに、収録曲「I Can See」のバック・コーラスとして元交際相手である、Ariana Grande(アリアナ・グランデ)の声が収録されていることに、リスナーのあいだで大きな話題になっています。

そしてオフィシャル・サイトでは、本ニュー・アルバム『Circles』グッズ・コレクションの予約受付が開始(期間限定)。かつて、2019年2月の時点で、Madlib(マッドリブ)とのコラボ・プロジェクト「Maclib」の存在が一部で話題になるなか、今回さまざまなプロセスを経てリリースされた本ニュー・アルバム『Circles』に、多くの注目が集まります。



iri / 24-25

神奈川県逗子市出身のシンガーソングライター、iri。01/08(Wed)に先行配信リリースされたニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・シングルとしては、2019年9月にリリースされた「SUMMER END」に次ぐ、およそ4ヶ月ぶりの新作に。同年には、3rdアルバム『Shade』を公開したのち、全公演ソールド・アウトを記録した東名阪ツアー「iri Presents “Wonderland”」を開催。また、Seihoによるリミックスも収録された「Wonderland」完全生産限定7インチ・アナログをリリースしたほか、私立恵比寿中学のニュー・アルバム『playlist』に「I’ll be here」を楽曲提供し、井上陽水のデビュー50周年を記念したトリビュート・アルバム『井上陽水トリビュート』で「東へ西へ」のカバーを手がけるなど、さまざまな活動が続いていました。

インタビューでも語られているように、24から25歳のめまぐるしい日々で感じたさまざまな葛藤や、なりたい自分になるという宣言を綴ったいう、本ニュー・シングル。プロデュースは、これまで数多くの楽曲を手がけている、ESME MORI(Pistachio Studio)が担当しており、先日から公開されているMVは、今回が初タッグとなる映像ディレクター・Nao Watanabeが監督しています。

そして、01/22(Wed)には完全生産限定盤(CD+シャツ)、通常盤(CD)、7インチ・アナログを含めたフィジカル・リリースが予定されているほか、今年4月から開催されるキャリア最大規模の全国ツアー「iri Spring Tour 2020」のチケット・プレオーダーが受付中。どちらもぜひチェックを。



Mura Masa, Georgia / Live Like We’re Dancing

英ガーンジー島カステル出身のプロデューサー / マルチプレイヤー、Mura Masa(ムラマサ)。01/17(Fri)にリリースされた待望のニュー・アルバム『R.Y.C』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされ第60回グラミー賞で2部門にノミネートされたデビュー作『Mura Masa』以来、およそ2年半ぶりの新作に。2018年には、Octavian(オクタヴィアン)、Nao(ネイオ)、slowthai(スロータイ)をフィーチャーしたシングルをそれぞれ公開し、Chic(シック)がリリースした当時25年ぶりのニュー・アルバム『It’s About Time』に一部参加するなど、多くのコラボが話題に。また、2018年から2019年にかけて開催された単独来日公演と2度の東阪ツアーを全てソールドアウトさせるなど、日本でも高い人気を集めています。

本ニュー・アルバム『R.Y.C』には、Clairo(クレイロ)、Georgia(ジョージア)、Ned Green(ネッド・グリーン)、Tirzah(ティルザ)、slowthai(スロータイ)に加えて、Wolf Alice(ウルフ・アリス)のボーカル・Ellie Rowsell(エリー・ロウゼル)などをフィーチャーした、全11曲を収録。アルバム・タイトル「R.Y.C」は、先日公開されたインタビューによれば「Raw Youth Collage」の略称が由来とのこと。幼少期に愛聴していたというパンク・ロックの影響が垣間見えるように、子どものころの記憶、体験、ストーリーなどがコラージュされたノスタルジアが感じられるアルバムを志向した模様です。

そして、収録曲のMVが数多く再生されているなか、本ニュー・アルバムの制作背景に迫るショート・ムービーならびに、NMEとのインタビュー映像も先日から公開。気になるリスナーはあわせてチェックを。



Awich, NENE / Poison

沖縄県那覇市出身のラッパー、Awich。01/11(Sat)にリリースされたニュー・アルバム『孔雀』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされたデビュー作『8』以来となる、およそ2年4ヶ月ぶりの新作に。2018年にはダブル・EP『HEART』『BEAT』を同時リリースしたのち、当時キャリア初となった全国ツアーを開催。また、kZm、SOIL & “PIMP” SESSIONS、ANARCHY、PETZ、などの新作にフィーチャーされたほか、2018年に公開された、レッドブルと〈88rising〉共同制作の長編ドキュメンタリー映像『Asia Rising: The Next Generation of Hip Hop』に出演するなど、国内外で大きな注目を集めています。

本ニュー・アルバム『孔雀』のトータル・プロデュースは、前作『8』に引き続きプロデューサー・Chaki Zulu (YENTOWN)が担当し、Baauer(バウワー)、Sam Tiba(サム・チーバ)、Matt Cab(マット・キャブ)などを含む国内外のプロデューサーが多数参加。さらにゲストとして、NENE(ゆるふわギャング)、DOGMA、鎮座DOPENESS、JP THE WAVY、OZworld、など多くのラッパーをフィーチャーしており、豪華な全20曲が収録されています。

アルバム・タイトル「孔雀」について、先日公開されたインタビューによれば、毒がある虫や蛇を好んで食べる孔雀の習性からインスパイアされたことに由来しており、天使のモチーフを持つ前作『8』から正反対にある毒々しいものを志向して制作した模様。そして、今月1月から3月にかけて全国20ヶ所を巡るリリース・ツアーの開催が予定されており、お近くのリスナーはぜひチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(01/12付)、Justin Bieber / EVISBEATS / Easy Life / 藤井 風

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Justin Bieber / Yummy

いよいよ長期休養を経て完全復帰を果たしたポップ・スター、Justin Bieber(ジャズティン・ビーバー)。01/03(Fri)にリリースされたニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

2017年7月に当時開催されていたワールド・ツアーの中止を突如アナウンスしたのち、2019年3月に家族や自身の健康を最優先させるための休養を発表していた、Justin Bieber(ジャズティン・ビーバー)。2019年から自身のアパレル・ブランド「Drew House」(ドリュー・ハウス)を本格化させているものの、プライベートではメンタルヘルスに悩まされ、先日は以前からライム病を診断されていることを告白。ここ近年では、DJ Khaled(DJキャレド)、Ed Sheeran(エド・シーラン)、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)、Dan+Shay(ダン・シェイ)などの楽曲にフィーチャーされ、多くのファンから音楽活動の再始動が期待されるなか、待望のカムバック・シングルがリリースされました。

ソロ名義としては、2015年にリリースされた4thアルバム『Purpose』以来の新作となった、本ニュー・シングル。リリックでは、魅力的な女性に対するセクシーなメッセージが綴られており、2018年9月に結婚した相手である、Hailey Baldwin(ヘイリー・ボールドウィン)を連想させるとして、多くのファンのあいだで話題になっている模様。オフィシャルMVならびに5種類のビデオが配信されているほか、先日からパックマン風のオリジナル・ゲーム「Yummy the game」も公開。リリース当日には、TikTokオフィシャル・アカウントが開設されたことでも盛り上がりを見せました。

そして、2018年末のクリスマスに公開されたトレーラー「#BIEBER2020」を通じて、本ニュー・シングル「Yummy」に加えて、通算5作目となるニュー・アルバムのリリース、今年5月からスタートする北米ツアーの開催、さらに「YouTube Originals」から限定配信される新たなドキュメンタリー・シリーズ『Justin Bieber: Seasons』(全10エピソード)の公開をアナウンス。2020年のさらなる活躍に注目が集まります。



EVISBEATS, annie the clumsy, WHALE TALX / Feelin’ Good

奈良県出身のトラックメイカー、EVISBEATS。昨年12/18(Wed)にリリースされた待望のニュー・アルバム『PEOPLE』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2018年に当時6年ぶりのリリースとなったアルバム『ムスヒ』や『HOLIDAY』『ナンセンス』以来となる、およそ1年ぶりの新作に。2019年には、田我流のアルバム『Ride On Time』の収録曲「Changes」や、Kuro(TAMTAM)のソロデビュー・アルバム『JUST SAYING HI』の収録曲「PORTLAND」のプロデュースを手がけ、同年に開催された「六本木アートナイト」や「あいちトリエンナーレ」などで展示されていた、伊藤ガビンの作品内に「最後の手段+EVISBEATS」名義としてアニメーション作品を寄稿するなど、多くのコラボが続いていました。

本ニュー・アルバム『PEOPLE』には、J.B.POE(ジェイビーピーオーイー)、Jambo Lacquer(ジャンボ・ラッカー)、annie the clumsy(アニー・ザ・クラムジー)、WHALE TALX、高橋飛夢、Blumio(ブルーミオ)、ASA、Qugo、Shimpei、前田和彦、SUKISHAなどを含む、SNSで募集したというさまざまなアーティストをフィーチャー。先日から、収録曲「Beautiful」「Feelin’ Good」MVが公開されているほか、これまでリリースされたEVISBEATSの作品のストリーミング配信も開始されています。

そしてオフィシャルブログによれば、すでに本ニュー・アルバムに次ぐアルバム2作品が現在制作されている模様。MICHEL☆PUNCHが参加したニュー・シングル「Guten Morgen」MVも公開されており、ひきつづき注目が集まります。



Easy Life / Dead Celebrities

英レスター出身のインディーロック・バンド、Easy Life(イージー・ライフ)。01/10(Fri)にリリースされた待望のミックステープ『Junk Food』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2019年にリリースされた2ndミックステープ『Spaceships Mixtape』に次ぐ、3作目のミックステープに。同年には世界最大級のカンファレンス / ショーケース・イベント「SXSW」への出演や、全英ツアーの全公演ソールドアウトを記録。その後も「Glastonbury」ならびに「Coachella」を筆頭にさまざまな音楽フェスティバルへの出演が続き、BBCが毎年発表している新人アーティストの登竜門「BBC Sound of 2020」ロングリストで2位に選出されるなど、注目のインディーロック・バンドとして世界的な話題となっています。

本ミックステープ『Junk Food』には、リード・シングル「Nice Guys」「Earth」「Dead Celebrities」や、同じく「BBC Sound of 2020」ロングリストに選出されているシンガー・Arlo Parks(アーロ・パークス)をフィーチャーした「Sangria」などを含む、全7曲が収録。シンガーソングライター / ジャーナリスト・Rob Milton(ロブ・ミルトン)が一部プロデュースを手がけており、ヒップホップのバイブスを感じさせる洗練されたインディー・ロックが展開されています。

そして収録曲「Nice Guys」「Earth」「Sangria」に次いで、先日から「Dead Celebrities」MVも公開。2020年のさらなる飛躍に大きな注目が集まります。



藤井 風 / もうええわ

岡山県里庄町出身のミュージシャン、藤井 風。昨年12/24(Tue)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オフィシャル・サイトによると、当時3歳のころから、ピアノ、サックス、英語などを父親から教えてもらい、実家の喫茶店で撮影したピアノ・カバー動画をYouTubeに数多くアップしたことから音楽の世界に飛び込んだという、藤井 風。ジャズ、クラシック、ポップス、歌謡曲、演歌などを中心にあらゆる音楽を愛聴し、高校卒業後から音楽活動を本格化。2019年から活動拠点を東京を移し、YouTubeチャンネル登録者数が当時14万人を超えるなか「VIVA LA ROCK 2019」「SWEET LOVE SHOWER 2019」などの大型フェスティバルに多数出演し、初の東阪ワンマンライブも全公演ソールドアウトを記録。当時オリジナル楽曲が全く配信リリースされていないなか、同年11月に開催された「LINE CUBE SHIBUYA」でのワンマン ・ライブも即日完売するなど、新人ながらすでに大きな話題を集めています。

本ニュー・シングル「もうええわ」は、2019年11月にリリースされた初の配信シングル「何なんw」に次ぐ新曲となっており、柔らかなミディアム・バラードに岡山弁で書かれたリリックが印象的な1曲。今年に入って、01/24(Fri)の1st EP『何なんw』ならびに、02/21(Fri)の2nd EP『もうええわ』を、プライベート・レーベル〈HEHN RECORDS〉を通じてそれぞれリリースが予定されており、カバー曲を含む全4曲が各EPに収録される模様です。

さらに、2019年7月に初めてパーソナリティを務めた「藤井風のオールナイトニッポン0(ZERO)」が当時話題となるなか、先日01/11(Sat)にパーソナリティとして2度目の出演を果たすことに。オールナイトニッポンパーソナリティーメドレー第2弾の生演奏や、リスナーからの悩み相談コーナー「喫茶Kaze」ならびに弾き語りリクエスト、新曲の初解禁OAなど、気になるリスナーはradikoタイムフリーでぜひチェックを(放送1週間後まで視聴可能)。そして、今年6月に開催されるZeppツアー「NAN-NAN SHOW 2020」のチケット申し込みもお忘れなく。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(01/05付)、東京事変 / VaVa / Sunday Service Choir / TaeyoungBoy

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



東京事変 / 選ばれざる国民

2012年の解散から2度目の閏年に”再生”されたバンド、東京事変。01/01(Wed)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

活動最後のアリーナ・ツアー「東京事変 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」の最終日、02/29(閏日)日本武道館公演をもって解散した、東京事変。以後、椎名林檎、亀田誠治、刄田綴色、浮雲、伊澤一葉のメンバー5人がそれぞれの音楽活動を続いていくなか、解散後1度目の閏年である2016年にリリースされた、椎名林檎「ジユーダム」や、同年末の「第67回NHK紅白歌合戦」での椎名林檎のパフォーマンスで、メンバーが再集結したことでも話題に。

また、椎名林檎のバックバンド・メンバーに浮雲(長岡亮介)が多数出演し、2019年にリリースされた、椎名林檎『三毒史』の収録曲「マ・シェリ」の演奏をメンバーが担当するなど、たびたび交流が実現。バンド解散後に発表された楽曲「ただならぬ関係」MVで、東京オリンピックをオマージュした演出が展開されており(公開当時は東京招致の決定前)、ファンのあいだで2度目の閏年である2020年に活動再開が切望され続けるなか、2020年元日、8年の月日を経て”再生”されることがついに発表されました。

オリジナルとしては、2011年に公開された「空が鳴っている/女の子は誰でも」以来のシングルであり、2012年のミニ・アルバム『color bars』や、前述した楽曲「ただならぬ関係」、2013年に公開されたコンプリートBOX『Hard Disk』に収録されている未発表曲「BON VOYAGE」に次ぐ新曲に。作詞を椎名林檎、作曲は浮雲が手がけており、レコーディング / ミックスは井上雨迩が担当。東京事変オフィシャルサイトでは、本シングルの歌詞ページが公開されています。

そして閏日である、02/29(Sat)東京国際フォーラム公演を皮切りとした、全国6都市(7会場13公演)を巡るツアー「Live Tour 2O2O ニュースフラッシュ」の開催がアナウンスされ、01/08(Wed)に本ツアーの詳細が発表されるとのこと。多くのファンが熱狂するなか、今後のさらなる展開に高い注目が集まります。



VaVa / ( ・ω・) -Aschii Art-

東京を拠点に活動するプロデューサー / ラッパー・VaVa。12/25(Wed)にされたニュー・EP『Cyver』の収録曲が、チャートにランクインされました。

2018年に連続リリースされた3作のEP『Virtual』『Idiot』『Universe』に次ぐ、セルフ・プロデュースEPとなった今作。2019年2月に2ndアルバム『VVORLD』を公開したのち、約3ヶ月に渡るリリース・ツアーやフェス参加を通じて、全国各地でライブ活動を展開。また、アルバム公開3日後に開催された「VVORLD Release Party」の模様が収録されているライブ・アルバム『223』のリリースや、Daichi Yamamotoの1stアルバム『Andless』への客演参加、AI、in-d、田我流などの楽曲プロデュースを手がけるなど、幅広い活躍が続いていました。

本ニュー・EP『Cyver』は、リード・シングル「My Artist」「( ・ω・) -Aschii Art-」を含む全5曲が収録。「My Artist」のミックスをD.O.I.、他4曲のミックスをIllicit Tsuboiが手がけているほか、収録曲「( ・ω・) -Aschii Art-」のマスタリングは、ロンドンにあるスタジオ「Alchemy Mastering」(アルケミー・マスタリング)に所属しているエンジニア・Matt Colton(マット・コルトン)が担当しています。

そして先日から「My Artist」「( ・ω・) -Aschii Art-」のMVがそれぞれ公開されているなか、今年2月にはキャリア初となるワンマン・ツアー「One Man Standing 2020」の開催が決定。名古屋、仙台、大阪、福岡、東京の全5公演が予定されており、お近くのリスナーはチケット入手をお忘れなく。



Sunday Service Choir / Revelations 19:1

Kanye West(カニエ・ウェスト)率いるゴスペル・グループ、Sunday Service Choir(サンデー・サービス・クワイヤ)。12/25(Wed)にリリースされた注目のニュー・アルバム『Jesus Is Born』の収録曲が、チャートにランクインされました。

Sunday Service Choir(サンデー・サービス・クワイヤ)とは、Kanye West(カニエ・ウェスト)によるゴスペル・プロジェクト「Sunday Service」の中心を占める聖歌隊であり、2019年1月最初の日曜日にカリフォルニア州カラバサス(Kanyeの居住エリア)で行われた初パフォーマンスを皮切りに、全米各地で日曜礼拝(サンデー・サービス)をプライベート開催。以後、パフォーマンスの一部がSNSを通じて多くのリスナー間で拡散され続け、同年4月(イースター当日)に開催された「Coachella 2019」(Week2-3日目)にて、約3時間にも及ぶパフォーマンスがパブリックで初披露されたことでも大きな話題となりました。

10/25(Fri)には「Sunday Service」をモチーフに据えたゴスペル・アルバム、Kanye West(カニエ・ウェスト)『Jesus Is King』をリリース。全世界のIMAXシアターで上映された同タイトルのドキュメンタリー映画や、11/24(Sun)に上演されたオペラ『Nebuchadnezzar』を含めて大きな反響を記録。その当時のインタビューから、本ニュー・アルバムの存在が明かされていたなか、キリストの誕生日であるクリスマス当日に予告通りリリースされました。

本ニュー・アルバム『Jesus Is Born』には、トラディショナル・ゴスペルである「Balm In Gilead」「More Than Anything」のカバーや、 Kanye West(カニエ・ウェスト)「Father Stretch」「Ultralight Beam」のカバーなどを含む、全19曲が収録。アルバム『Jesus Is King』に参加している、Ant Clemons(アント・クレモン)を筆頭に多くのミュージシャンが参加しており、Mike Dean(マイク・ディーン)が、ミキシングを引き続き担当しています。

そして、2019年11月時点で『Jesus is King』の続編アルバムを、Dr. Dre(ドクター・ドレー)とともに制作していることをツイートで明かしており、今後さらなる続報に注目が集まります。



TaeyoungBoy / DOPE!

東京を拠点に活動しているラッパー、TaeyoungBoy。12/25(Wed)にサプライズ・リリースされたニュー・EP『THE BOY IS』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2019年6月にリリースされたEP「TOP BOY」以来となる、およそ半年ぶりの新作に。同年2月に1stアルバム『HOWL OF YOUNGTIMZ』をリリースしたほか、Taeyoung Boy、KK、RICK NOVAによるヒップホップ・クルー、MSNのシングル「Now or Never」を公開。また、DJ CHARI、¥ellow Bucksの新作に客演参加し、アパレル・シーンでは「TENDER PERSON」や「URBAN RESEARCH」とのコラボ・アイテムを発表するなど、多くの話題を集めていました。

本ニュー・EP『THE BOY IS』は、OZworld、GAEA、CanDy、KENYAなどが客演参加しており、Tepppei、KM、jaff、Ryo Takahashiがプロデュースを担当。収録曲「DOPE!」MVは、映像ディレクター・Taiga Minamiが手がける「洗脳」をテーマとした映像が展開されており、TaeyoungBoy本人に加えて、高尾勇次平田梨奈などが出演。なお、カバーアート・ディレクションは、常田大希(King Gnu)を擁するクリエイティヴ・レーベル〈PERIMETRON〉に所属している、Nishi Shotaroが担当しています。

そして、TaeyoungBoy本人によれば「次のステージへ行くことを前に、今現在の自分自身を全て詰め込んだ作品」「今作はTaeyoung Boyとしての最後の作品になるかも?」とコメントしており、さらなるアナウンスならびに今後の活動にも注目が集まります。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(12/29付)、JACKBOYS, Travis Scott / 小袋成彬 / Free Nationals / JJJ

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



JACKBOYS, Sheck Wes / GANG GANG

Travis Scott(トラヴィス・スコット)主宰のレーベル〈Cactus Jack Records〉によるコンピレーション・アルバム『JACKBOYS』が公開。12/27(Fri)にリリースされた本コンピレーション・アルバムの収録曲が、チャートにランクインされました。

2017年に設立され、Don Toliver(ドン・トリヴァー)、Sheck Wes(シェック・ウェス)、Luxury Tax(ラグジュアリー・タックス)、Chase B(チェイス・B)などが所属するレーベル〈Cactus Jack Records〉。2019年10月に行われた、Zane Lowe(ゼイン・ロウ)、Travis Scott(トラヴィス・スコット)とのインタビューで、本コンピレーション・アルバムの存在がアナウンスされたことでも話題になり、およそ1ヶ月後からオフィシャルサイトを通じて限定グッズ・コレクションの販売が開始。リリース前日にSNSで公開されたトレーラー映像を経て、本コンピレーション・アルバムがリリースされました。

ゲストには、Offset(オフセット)、Quavo(クエイヴォ)、Pop Smoke(ポップ・スモーク)、Young Thug(ヤング・サグ)、Lil Baby(リル・ベイビー)、ROSALÍA(ロザリア)などをフィーチャー。2019年10月に全米シングル・チャート1位を記録した、Travis Scott(トラヴィス・スコット)「HIGHEST IN THE ROOM」のリミックスを含む全7曲が収録されており、カバー・アートは「HIGHEST IN THE ROOM」のジャケット・ディレクションを務めた、Harmony Korine(ハーモニー・コリン)が担当しています。

そしてリリース当日から、Travis Scott(トラヴィス・スコット)本人に加えて、テスラの新型電動ピックアップトラック「Cybertruck」なども登場する、約9分間のショート・ムービー「JACKBOYS」が公開。2020年に開催される世界最大級の音楽フェスティバル「Coachella」ヘッドライナーの1人に、Travis Scott(トラヴィス・スコット)出演がされているなか、さらなる続報が待たれます(12/29時点)。



小袋成彬 / Three Days Girl

ロンドンを拠点に活動しているプロデューサー / シンガー、小袋成彬。12/18(Wed)に配信リリースされた注目のニュー・アルバム『Piercing』が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2018年にリリースされたデビュー・アルバム『分離派の夏』以来となる、およそ1年7ヶ月ぶりの新作に。同年には、都内中心に自身のリリース・ライブを開催したほか、宇多田ヒカル「丸ノ内サディスティック」(椎名林檎カバー)や「Too Proud」に参加し、12年ぶりの国内ツアーとなった「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の制作も一部担当。2019年2月からロンドンへ移住し、RIRI、KEIJUとのコラボ・シングル「Summertime」や、The fin.とのコラボ・シングル「Cold」、adieu(上白石萌歌)のミニ・アルバム『adieu 1』をプロデュース。また、OBKR名義として、OKAMOTO’S「ART( OBKR/Yaffle Remix ) feat Gottz 、Tohji、Shurkn Pap」を手がけるなど、多くのプロデュース・ワークが続いていました。

海外生活で吸収したさまざまなインスピレーションを取り入れつつ、自身の人生にまつわる「喪失」と向き合ったという、本ニュー・アルバム。自身がナビゲーターを務める、J-WAVE「MUSIC HUB」(09/06放送回)や、三原勇希がDJを務める、FM802「INTRO-JUICE 802」(12/15放送回)への電話出演によれば、2019年8月末にかけて日本へ一時帰国した際、スタジオに多くの友人を招いて連日レコーディングを続けていたことを明かしており、耳にピアスを空けるようなラフな感覚で、およそ10ヶ月かけて制作された模様です。

ゲストには、Tohji、5lackに加えて、自身のSpotifyプレイリストを通じて知り合ったというNY・ブルックリン在住のソフトウェアエンジニア、Kenn Igbi(ケン・イグビ)をフィーチャー。収録曲「Down The Line」の共同作曲者として、宇多田ヒカルがクレジットされているほか、全収録曲のミックスはレコーディング / ミキシング・エンジニア、小森雅仁が担当しています。収録曲「Gaia」MVならびに、先日公開されたミックスとあわせて、ぜひチェックを。



Free Nationals, Anderson .Paak, T.Nava / Gidget

LAを拠点に活動しているバンド、Free Nationals(フリー・ナショナルズ)。12/13(Fri)にリリースされた待望のデビュー・アルバム『Free Nationals』の収録曲が、チャートにランクインされました。

メンバーは、ギター・Jose Rios(ホセ・リアス)、キーボード・Ron Tnava Avant(ロン・ティーナヴァ・アヴァン)、ベース・Kelsey Gonzales(ケルシー・ゴンザレス)、ドラム・Callum Connor(カラム・コーナー)の4人で構成されており、Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)のサポート・メンバーとしてもお馴染みの彼ら。2018年2月の時点で、多くのゲストを招いた本デビュー・アルバムの存在をアナウンスしており、同年には、Daniel Caesar(ダニエル・シーザー)、Unknown Mortal Orchestra(アンノウン・モータル・オーケストラ)をフィーチャーしたリード・シングル「Beauty and Essex」を公開。2019年に入ると、Kali Uchis(カリ・ウチス)に加えて、2018年の逝去後初のオフィシャル作品となったラッパー・Mac Miller(マック・ミラー)とのリード・シングル「Time」を公開。その後、4曲のリード・シングルを経て、2019年12月に本デビュー・アルバムがリリースされました。

本デビュー・アルバムには、上記のリード・シングルを含む全13曲が収録されており、ゲストには、Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)ならびに、Benny Sings(ベニー・シングス)、Joyce Wrice(ジョイス・ライス)、Shafiq Husayn(シャフィーク・フセイン)、T.I.(ティーアイ)、Westside Gunn(ウェストサイド・ガン)など、多数のシンガーやラッパーをフューチャー。また、The Internet(ジ・インターネット)のシンガー・Syd(シド)や、ラッパー・JID(ジェイ・アイ ・ディー)などとも共同制作するなど、それぞれのカラーを取り入れた柔軟なサウンドが展開されています。

すでに、リード・シングル「Beauty and Essex」「Time」のMVが公開されているほか、米人気トークショー「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」出演時のパフォーマンスが、先日からYouTubeにアップされています。あわせてぜひチェックを。



JJJ / flame

神奈川県川崎市出身のトラックメイカー / ラッパー、JJJ。12/27(Fri)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2017年にリリースされた2ndアルバム『HIKARI』以来となる、およそ2年10ヶ月ぶりの新作に。2018年には、仙人掌、STUTS、KID FRESINOなどの楽曲にフィーチャーされたほか、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)設立の新人賞「Apple Vinegar Award」第一回大賞作品として、2ndアルバム『HIKARI』が受賞したことも話題に。2019年に入って「jjj × DJ Scratch Nice」名義でビートテープ『ONLY』をリリースしたほか、Friday Night Plans、STUTSとともにコラボ・シングル『PRISM』を制作。さらに、Daichi Yamamoto『Andless』、JUMANJI『DAWN』などのニュー・アルバムに参加するなど、多くの客演が注目を集めていました。

本ニュー・シングルは、JJJ自身のセルフ・プロデュースで手がけられており、北里彰久(Alfred Beach Sandal)がギターならびに共同プロデューサーとして参加したほか、D.O.I.がミックス、英・ロンドン「メトロポリス・スタジオ」に所属している、John Davis(ジョン・デイヴィス)がマスタリングを担当。リリース当日から公開されているMVの監督は、映像作家・丸山雄大が務めています。

そして年内最後のライブとして、12/30(Mon)渋谷・Harlemで開催されるオールナイト・イベント「LAWLESS × Moore」への出演が決定。C.O.S.A.、オカモトレイジ、Disk Nagataki(tokyovitamin)を含む多数のアクトが予定されており、お近くのリスナーはあわせてチェックを。


以上、今週のピックアップでした。よいお年を。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(12/22付)、Harry Styles / RAM RIDER / Lil Uzi Vert / Sweet William, 青葉市子

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Harry Styles / Adore You

英ウスターシャー州出身のシンガーソングライター、Harry Styles(ハリー・スタイルズ)。12/13(Fri)にリリースされた待望のニュー・アルバム『Fine Line』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル作としては、2017年にリリースされたソロデビュー・アルバム『Harry Styles』以来となる、およそ2年7ヶ月ぶりの新作に。2017年から約1年かけて行われたワールド・ツアーでは、北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、南米など全89カ所を巡り、わずか2分足らずでチケットがソールドアウトしたことでも話題に。また、2017年に上映された、Christopher Nolan(クリストファー・ノーラン)監督作「ダンケルク」で銀幕デビューを飾るなど、音楽活動だけに留まらない世界的な注目を集めています。

本ニュー・アルバム『Fine Line』は、リード・シングル「Lights Up」「Watermelon Sugar」「Adore You」を含む、全12曲が収録。米人気トークショー『エレンの部屋』でのインタビューによれば、2018年末から2019年2月ごろまで日本に長期滞在していたことを明かし、収録曲の一部を制作していたほか、野村訓市、松田翔太、水原希子、米津玄師らと交流を図っていた模様。集中的に楽曲制作を行うために、かねてから好きだったという日本で多くの時間を1人で過ごすなかで、ある程度の日本語を習得したことも語っていました。

そして先日から、MV「Adore You」のほか、BBC Radio 1で披露された、Lizzo(リゾ)「Juice」カバーも話題に。気になるリスナーはあわせてぜひチェックを。



RAM RIDER / 東京論

DJ / プロデューサーとして活動する、RAM RIDER。12/13(Fri)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・シングルとしては、2013年にリリースされた「ラジオボーイ」以来となる、およそ6年ぶりの新作に。2019年に入って、MeseMoa.、EVERYDAYS、田村ゆかり、GAYSHA GALsなどの楽曲プロデュースを多数担当。また、オープンワールドゲームの元祖と言われる人気シリーズ「シェンムー」のフリークとしても知られ、およそ18年ぶりの最新作「シェンムーIII」発売に伴い、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(11/21放送回)に出演し「シェンムーガチ勢」としてシリーズの魅力をプレゼンするなど、幅広い活躍が続いていました。

本ニュー・シングルは、現在、TOKYO FMで放送されている平日ワイド番組『高橋みなみの「これから、何する?」』(毎週月-木 13:00-14:55)のテーマソングとして、長年親しまれている楽曲(なお、番組内コーナーBGMも担当)。同時に、自身が主宰する新レーベル〈401〉の設立もアナウンスされ、レーベル作品第1弾として本ニュー・シングル「東京論」が配信リリースされました。

なおレーベル名〈401〉の由来は、公式サイトよれば、ウェブ上で表示される「401 Unauthorized」(認証されていないエラー)と、自身のスタジオルームナンバー「#401」とのこと。「誰かの認証や確認を通さずに自由な作品やアイデアを発表し、ダイレクトに発信する場所」として築いていく模様で、今後のさらなる活動に注目が集まります。



Lil Uzi Vert / Futsal Shuffle 2020

米ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のラッパー、Lil Uzi Vert (リル・ウージー・ヴァート)。2020年にリリースが期待されているニュー・アルバム『Eternal Atake』のリード・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされたデビュー・アルバムかつ出世作となった『Luv Is Rage 2』以来の新作になる模様。2018年7月の時点から、本ニュー・アルバム『Eternal Atake』の存在を仄めかすなか、かつて所属していたレーベル〈Generation Now〉との確執や、インスタグラム・ストーリーを通じて音楽活動からの引退を突如宣言したことでも話題に。以後、アルバム・リリースの度重なる延期に、多くのファンから不安視されていました。

2019年に入ると、Jay-Z(ジェイ・Z)主宰のレーベル〈Roc Nation〉とマネージメント契約を結び、ニュー・シングル「That’s a Rack」「Sanguine Paradise」などをリリース。同年に、Young Thug(ヤング・サグ)、A Boogie wit da Hoodie(ア・ブギー・ウィット・ダ・フーディ)を筆頭とする多数の新作にゲスト参加するなど、実質的な活動継続に注目が集まっています。

本リード・シングルは、Tyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)「Boredom」ならびに、カナダ出身の著名インタビュアー・Nardwuar(ナードゥアー)とのインタビュー音声がサンプリングされています。果たしてニュー・アルバムは、2020年にリリースされるのか。さらなる続報が待たれます。



Sweet William, 青葉市子 / あまねき

名古屋出身のトラックメイカー・Sweet Williamと、京都出身のシンガーソングライター・青葉市子による注目のコラボが再び登場。12/13(Fri)にリリースされたニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

Sweet William、青葉市子によるプロジェクト「Sweet William と 青葉市子」として、2018年8月にリリースされた1stコラボ・シングル「からかひ」に続く、およそ1年半ぶりの新作に。Sweet Williamとしては、ラッパー・Jinmenusagiとのジョイント・アルバム『la blanka』(2018年)ならびに、インストゥルメンタル盤『la blanka Instrumentals』(2019年)を公開するほか、ソロ名義としては1年半ぶりのリリースとなったEP『Brown』(2019年)も話題に。青葉市子としては、2019年に計4カ国を巡るヨーロッパ・ツアーを開催したほか、ポーランド出身のドラマー・Albert Karch(アルベルト・カルフ)とのニュー・アルバム『Celestially Light』(2019年)を共同制作するなど、それぞれのコラボが話題を集めていました。

本コラボ・シングルは、2人で作曲を手がけたほか、作詞を青葉市子、編曲はSweet Williamが担当。先日から、映像作家・Kunieda Shintaro(國枝真太朗)が手がけたMVも公開されており、楽曲が持つ世界観をさまざまな視点から描いた幻想的な映像が展開されています。

そして、2020年2月にはコラボ・シングル2作品「からかひ」「あまねき」をコンパイルした、アナログ・レコード(12インチ)『からかひ と あまねき』のリリースが決定。両楽曲のインストゥルメンタル・トラックに加えて、写真家・小林光大による2人の撮り下ろしフォト・ブックが収録予定となっており、気になるリスナーは忘れずにチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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【トップ100・チャート】今週のピックアップ(12/15付)、Juice WRLD / Chara, 荒田 洸 / KAYTRANADA / 舐達麻

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Juice WRLD / Let Me Know (I Wonder Why Freestyle)

米イリノイ州シカゴ出身のラッパー / シンガーソングライター、Juice WRLD(ジュース・ワールド)。12/07(Sat)にオフィシャル・リリースされたシングルが、チャートにランクインされました。

先日から多くのリスナーがショックを受けているとおり、12/08(Fri)に21歳という若さで逝去してしまった、Juice WRLD(ジュース・ワールド)こと、本名:Jarad Higgins(ジャラド・ヒギンス)。TMZの報道によれば、カリフォルニアからシカゴ・ミッドウェー国際空港へ着陸後、なんらかの発作に見舞われたのち、搬送先の病院で息を引き取ったことが伝えられており、詳しい死因は明らかにされていません(12/15時点)。なお、彼が亡くなる直前には、近年、乱用が問題視されている「パーコセット(鎮痛剤)」を摂取しているところが目撃されており、生前から処方箋薬の依存症と闘い続けていたことから、このことが今回の件に関係する可能性が高いとされているようです。

本シングルは、2017年からSoundCloudに公開されていた作品であり、TikTokを通じて人気が高まったことを受けて、12/07(Sat)にオフィシャル・リリースされたもの。亡くなる前日にオフィシャルで公開されたため、本シングルが、彼にとっての生前最後のリリースとなってしまいました。

2018年に、ヒップホップ・プラットフォーム「Lyrical Lemonade」を通じて公開されたMV「All Girls Are The Same」で人気に火がつき、Sting(スティング)「Shape Of My Heart」をサンプリングした自身の代表曲「Lucid Dreams」や、2019年3月にリリースした2ndアルバム『Death Race for Love』などの世界的人気から、今後大いなる活躍が期待されていた彼。12/02(Mon)に21歳のバースデーを迎えたほか、2度の来日で日本のファンも魅了していたばかりに、今回の訃報はあまりに残念で仕方がありません。



Chara, 荒田 洸 / 愛する時

Chara、荒田 洸(WONK)による、注目のウィンター・ソングが公開。12/03(Tue)にリリースされたコラボ・シングルが、チャートにランクインされました。

本楽曲は、2018年にリリースされたアルバム、Chara『BabyBump』制作時から親交を深めていた両者による、初のコラボ・シングル。2019年に入って、CharaとBASIが共演したシングル「Sweet Night Fever」がリリースされたほか、WONKとしての活動と並行して、IO、唾奇、kiki vivi lily、などとコラボを重ね、先日公開されたニュー・アルバム、ISSUGI『GEMZ』にドラマーとして荒田が参加するなど、両者ともに多くの共演がそれぞれ話題を集めていました。

レコーディングは、自宅スタジオなどでのセッションを通じて制作され、ゲスト・ミュージシャンには、MELRAW、小川翔(Gt)、角田隆太(Ba)、宮川純(Key)に加えて、Charaの息子で、俳優・モデル・ミュージシャンとして活動している、HIMIが参加しているとのこと。また、バック・コーラスには、Charaのスタジオで開かれたホーム・パーティに居合わせていたという、Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)、竹本健一、高橋あず美、平岡恵子が参加している模様です。

そしてジャケット・アートワークは、Charaの娘でモデル・女優として活躍する、SUMIREに加えて、荒田のが担当。リリース翌日に公開されたMVは、アート・ディレクター・勝見拓矢が手がけた、アットホームなストップモーション・ムービーになっています。あわせて、ぜひチェックを。



KAYTRANADA / 10% (feat. Kali Uchis)

ハイチ共和国・ポルトープランス出身、カナダ・モントリオール育ちのDJ / プロデューサー、KAYTRANADA(ケイトラナダ)。12/13(Fri)にリリースされた待望のニュー・アルバム『BUBBA』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2016年にリリースされたデビュー・アルバム『99.9%』以来となる、およそ3年7ヶ月ぶりの新作に。2018年には、恵比寿リキッドルームでの初来日ライブのほか、都内で初開催されたヒップホップ・フェス「Rolling Loud Japan」に出演。同年末に、レーベル〈RCA Records〉へ移籍したのち、EP『NOTHIN LIKE U / CHANCES』をリリース。2019年には、世界最大級の音楽フェスティバル「Coachella」最終夜に出演したほか、姉妹デュオ・VanJess(ヴァンジェス)をフィーチャーしたシングル「DYSFUNCTIONAL」をリリースし、長年コラボしているシンガーソングライター、Shay Lia(シェイ・リア)のニュー・アルバム『Dangerous』に参加するなど、多方面での活躍が続いていました。

本ニュー・アルバムは、Charlotte Day Wilson(シャーロット・デイ・ウィルソン)、GoldLink(ゴールドリンク)、Kali Uchis(カリ・ウチス)、Masego(マセーゴ)、Mick Jenkins(ミック・ジェンキンス)、Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)、SiR(サー)、Tinashe(ティナーシェ)、VanJess(ヴァンジェス)などを含む多数のゲストをフィーチャーし、リード・シングル「10%」を筆頭とした全17曲がほぼシームレスに展開。前作『99.9%』と同様、KAYTRANADA(ケイトラナダ)本人のセルフ・プロデュース作となっており、今年のシーンを締めくくる充実作となっています。

そして年明けには、オーストラリアで6日間かけて開催されるフェスティバル「FOMO 2020」に出演予定。「FUJI ROCK FESTIVAL’19」出演に続く、次なる来日を期待する声も高まります。



舐達麻 / 100MILLION – REMIX

埼玉県熊谷市を拠点に活動しているヒップホップ・ユニット、舐達麻。12/06(Fri)にリリースされた注目のリミックスが、チャートにランクインされました。

現在は、賽 a.k.a. BADSAIKUSH、DELTA9KID、G PLANTSの3人を中心に活動しており、90年代を彷彿とさせるブームバップのトラックや、ハードな生い立ちに裏付けされたリアルなリリックなどが話題に。メンバー全員が、ヒップホップ・グループ〈APHRODITE GANG〉の一員であり、YouTubeチャンネル「ニート東京」出演を通じて硬派なキャラクターが広まるなど、ヘッズ中心に「今最もリアルなラッパー」「MSCの再来」として注目を集めています。

2019年8月には、1stアルバム『NORTHERNBLUE 1.0.4.』以来となる、およそ4年ぶりのニュー・アルバム『GODBREATH BUDDHACESS』をリリース。ユニットの代表曲「LIFE STASH」「FLOATIN’」とともに人気を集める「100MILLIONS」のオリジナルは、ビートメイカー・GREEN ASSASSIN DOLLARがトラックを手がけ、Charlene Soraia(シャーリーン・ソレーア)「Wherever You Will Go」をサンプリング。MVとともに公開された今回のリミックスでは、オリジナルには収録されていなかった、賽 a.k.a. BADSAIKUSHのバースが新たに加えられています。

また先日から、ニュー・アルバム『GODBREATH BUDDHACESS』のアナログ盤がリリースされているほか、12/19(Thu)新宿BLAZEで、THA BLUE HERB、OZROSAURUSを迎えたリリース・ライブの開催が予定されています。どちらもあわせてチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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