【トップ100・チャート】今週のピックアップ(04/07付)、ゆるふわギャング, Ryan Hemsworth / 折坂悠太 / the perfect me / DedachiKenta

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



ゆるふわギャング, Ryan Hemsworth / Shining

ゆるふわギャングとカナダの人気プロデューサー / DJであるRyan Hemsworth(ライアン・ヘムズワース)による注目のジョイント・アルバムが公開。03/29(Fri)にリリースされた『CIRCUS CIRCUS』の収録曲が、チャートにランクインされました。

ゆるふわギャングといえば、昨年リリースされた2ndアルバム『Mars Ice House II』や、KID FRESINO『ài qíng』への客演参加、さらにはスーパーカーの名曲2曲をリミックスした『Contains Samples from SUPERCAR』を公開するなど、1年を通して多方面での活動を展開。

さらには、04/12(Fri)にまもなくリリースされる、The Chemical Brothers(ザ・ケミカル・ブラザーズ)のニュー・アルバム『No Geography』のオープナー・トラック「Eve Of Destruction」にNENEが参加するなど、2019年も注目のアナウンスが続くなか待望の新作が公開されました。

これまで『Mars Ice House II』に収録されている「Hybrid」「Speed」でコラボを果たしてきた両者ですが、今作はRyan Hemsworthからアルバム制作を持ちかけたことにより実現。ハリウッドのスタジオにて、サウンド、コンセプトなどを話し合いながら進められたとのこと。なかでも「Shining」では、サンフランシスコを拠点に活動しているGiraffage(ジラフェッジ)を共同プロデューサーに迎え、エクスペリメンタルなダンス・トラックを軽やかに乗りこなした1曲となっています。

そして今月末にかけて、ソウル、香港(Sonar)、上海、福岡、大阪、東京を巡るジョイント・ツアーの開催をアナウンス。お近くのファンはぜひチェックを。



折坂悠太 / 抱擁

千葉県を拠点に活動しているシンガーソングライター、折坂悠太。03/29(Fri)にリリースされた待望のニューシングル「抱擁」が、チャートにランクインされました。

2018年に公開された最新アルバム『平成』が「第11回CDショップ大賞2019」受賞を筆頭に多くの高評価を獲得するなか、2019年初のリリースに。今作は2曲のシングル「抱擁」「」で構成されており、ゲストミュージシャンには、yoji & his ghost bandの寺田燿児(Ba / Cho)、青野慧志郎(Eg)、田中久仁彦(Dr)、に角すいの飯島はるか(Pf / Cho)、宮坂遼太郎(Per)、1983の高橋三太(Trumpet)、松村拓海(Fl)、に角すいの平沢なつみ(Cho)などといった、バンド編成(合奏)のおなじみの面々が参加。アートワークは現代美術家・五月女哲平が手がけ、レコーディング、ミックス、マスタリングは、アルバム『平成』から引き続きエンジニア・中村公輔が担当しています。

なかでも「抱擁」では、ブラジル音楽を彷彿とさせる軽やかなリズムに加えて、トランペット、フルートなどによる有機的なアンサンブルが印象的な1曲。またBサイドに収録されている「櫂」では、終盤にかけてミュージック・コンクレート、アンビエント周辺から引用した実験的アプローチが用いられている意欲作となっています。

また、今後にかけて「ARABAKI ROCK FEST. 2019」を筆頭に全国各地でのイベント出演が続き、5月にはワンマン・ライブも開催予定。先日に開催されたイベント「うたのゆくえ」では、yatchi(Pf)、senoo ricky(Dr)、宮田あずみ(Ba)を迎えた特別編成(重奏)が初披露されており、これからのライブにも注目が集まります。



the perfect me / Dance

福岡出身のミュージシャン・西村匠のソロユニット、the perfect me。03/27(Wed)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

2013年の結成当初は、massiveeffect(Gt)との2人組ユニットとして活動。Deerfoof来日ツアーのサポート・アクトの1組に抜擢され、2017年に1stアルバム『INTO THE HOUSE』をリリースするなか、2018年よりソロ・ユニットとして再始動。同年には、音楽カルチャーイベント「FUKUOKA ASIAN PICKS」内のライブ・オーディションで見事グランプリを獲得し、その後の「SXSW 2019」の「JAPAN NITE」でパフォーマンスを披露。福岡インディシーン中心に話題を集めるなか、注目のニュー・シングルが公開されました。

今作は、今年2月に公開されたシングル「two colors expressway」に続く、2019年2作目のリリース。2013年に一世を風靡した、Daft Punk「Get Lucky」を彷彿とさせるダンス・トラックとなっており、Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)のお馴染みのカッティング・ギターや、Kool & The Gang「Summer Madness」の有名なシンセ・フレーズを多用した、70-80’s周辺のディスコ・リバイバルへのオマージュを感じさせる1曲となっています。

また、Spotify人気プレイリスト「New Music Wednesday」「Tokyo Rising」などを筆頭に多くのプレイリストにピックアップされ、注目度の高さが伺えます。ぜひチェックを。



DedachiKenta / Remember Me

LA在住の若きシンガーソングライター、DedachiKenta(デダチケンタ)。03/27(Wed)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

幼少期よりアコースティック・ギターを筆頭にさまざまな楽器を弾き始め、教会での演奏やゴスペルを歌いながら過ごしていたとのこと。2014年(当時14歳)からYouTubeを通じて自身の弾き語り動画を毎週配信し、いまでは1万8千人を超えるチャンネル登録者を獲得するほど多くのファンからの支持を集めることに(2019年4月現在)。

その後、日本のインターナショナル・スクールに通いながら、教会の日曜礼拝での弾き語りを中心に音楽活動を本格化。2018年には、オフィスオーガスタの新生レーベル〈newborder recordings〉の第1弾アーティストとしてデビュー・シングル「This is how I feel / Memories」をリリースしました。全国のFM29局でパワープレイを獲得し、YouTubeが企画した「2019年にブレイクが期待される注目のアーティスト10組」(Artists to Watch)に選ばれるなど、さらなる注目が集まっている模様です。

そして、04/10(Wed)にはこれまでの全シングルが収録された初のCD作品『breakfast for dinner』のリリースがアナウンスされており、気になるリスナーはぜひチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato
Link:TYPICA TOP100