【トップ100・チャート】今週のピックアップ(06/23付)、サカナクション / 三浦大知 / IO / the engy

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



サカナクション / 忘れられないの

6年5ヶ月ぶりとなる待望のニュー・アルバム『834.194』をリリースした、サカナクション。各所で話題となっている収録曲「忘れられないの」が、チャートにランクインされました。

今年3月から放送され、山口本人も出演しているソフトバンクCM「速度制限マン」のCMソングとしても知られている本楽曲(なお、クリエイティブ・ディレクターの澤本嘉光が脚本を担当した映画「ジャッジ!」に主題歌「ユリイカ」を提供した流れから、今回のソフトバンクCMでのコラボに繋がった模様)。

ジャパニーズAORとも称されるシティポップ・サウンドを取り入れた背景に、松任谷由実との出会いを挙げた山口は「ユーミンさんが、ポップスとは何かっていうのを僕に教えてくれたんですよ。「ポップスっていうのは、横並びじゃない。今、理解されることでもなく、遥か遠くにあって、人が手を伸ばしても届かないものでもない。5年後に理解されるものがポップスなのよ」って僕に言ってくれたんですね。じゃあ僕もその5年後に理解されるポップスを作ってみようっていうので、この「忘れられないの」を作りました。」(一部抜粋)と、TOKYO FM「サカナLOCKS!」(SCHOOL OF LOCK!)内で説明していました。

アスペクト比4:3で公開されたMVでは、80年代前半のトレンドを徹底研究したという、ファッション、メイクが施されており、杉山清貴&オメガドライブを想起させるトロピカルな世界観を構築(当の本人たちもインスタグラム上で返答)。かつて、2015年に公開された「新宝島」のMVでは「8時だョ!全員集合」をオマージュしており、当時のポップ・カルチャーに対する理解とリスペクトを、MVを通じて表明しようとする姿勢が垣間見えます。

そして今月は、代々木公園でのゲリラ弾き語りや「NFパンチ」スペシャル企画として下北沢ケージで行われた「山口一郎 勝手にサイン会」などの神出鬼没ぶりが、ファンのあいだで話題に。ニュー・アルバムの行方とともにその動向にも引き続き注目が集まります。



三浦大知 / Corner

沖縄県出身のシンガーソングライター / ダンサー、三浦大知。06/12(Wed)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、昨年末にリリースされたシングル「Blizzard」以来となる、およそ半年ぶりの新作に。今年4月に公開されていたシングル「片隅」も収録された通算26枚目のシングルとなっており、両曲のソングライティングはモデルとして国内外で幅広く活躍する、Kōki,が担当したことでも話題に。

今回のニュー・シングルについて、三浦大知は「初めてこの楽曲を聴いた時、美しく、繊細で、深い切なさと大きな愛を感じるメロディだなと思いました。Kōki,ちゃんは真っ直ぐで芯があってとても素敵で、今回一緒に音楽を作る事ができてすごく嬉しかったです」とコメント

一方、Kōki,は「この度は楽曲を選んで下さり、大変感激しています。この楽曲はハイトーンボイスで実力のあるアーティストの方に歌っていただけるのを熱望して書いていた曲でしたので、三浦大知さんに歌っていただけて本当に嬉しいです。三浦さんの声がとても好きなので、自分の曲に息を入れて頂き光栄です。三浦さんは、とても穏やかで優しさに溢れているイメージでした。1番最初にお会いさせて頂いた時に、既に仮ボーカルを入れて下さっていて、目の前で聞いた時、甘い優しい声に鳥肌が立ちました」とコメントしていました。

そしてリリース当日から、キャリア史上最大規模の開催となった「ONE END」ツアーのファイナルの模様が収録されたライブDVD & Blu-ray『DAICHI MIURA LIVE TOUR ONE END in 大阪城ホール』が発売中。あわせてぜひチェックを。



IO / Player’s Section

ヒップホップ・クルー、KANDYTOWNのメンバーとしてもお馴染みの東京出身のラッパー、IO。06/19(Wed)にリリースされた待望のニュー・アルバム『Player’s Ballad』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2017年にリリースされた2ndソロ・アルバム『Mood Blue』以来となる、およそ2年ぶりの新作に。今年リリースされた、Neetz「SYL」、ANARCHY「The Professional」、DJ CHARI「Come With Me」などにフィーチャーされるなか、ヒップホップ名門レーベル〈Def Jam Recordings〉とサインしたことでも話題に。05/31(Fri)に公開されたリード・シングル「Shawty.」を経て、いよいよ全貌が明らかとなりました。

ゲストには、Ryohu、KEIJU、Neetz、MUD、kohei ando(MELRAW)、MUD、5lackなどが参加。なかでもリード・シングル「Shawty.」のプロデュースには、GOODMOODGOKU、Opus Inn、Kosuke Harada、DJ CHARIが参加し、アルバムのインタールードには、Yo-Sea、MALIYAが歌唱を披露。アルバムを通してスムース&メロウなサウンドで満たされた充実作となっており、チャック付き袋入りCDにステッカーが同封されたデラックス仕様としてリリースされています。

また、06/28(Fri)ビルボード東京にて今作のリリース・ライブ「IO -Player’s Section」が開催予定。加えて、アルバムならびにライブのインフォメーション・ポスターが裏原宿地域をジャックしており、お近くのリスナーはあわせてチェックを。



the engy / Touch me

京都府出身の4人組バンド、the engy。06/12(Wed)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

2014年、大学の学園祭出演のために結成された前身バンドを経て、2016年より音楽活動を本格化。2017年より現体制となり、同年に1st EP『the engy』を自主リリース。地元である京都を中心にライブ活動を展開しながら、2018年にはシングル3作品「Say it」「Stay where you are」「All about」ならびに、1stミニ・アルバム『Call us whatever you want』をリリース。ロック、ソウル、ヒップホップ、エレクトロなどを横断したサウンドによって着実に広がりを見せるなか、注目の最新作が公開されました。

本楽曲「Touch me」は「会いに来て欲しかったのに、いざ会ってみると素直に話せない」をテーマに書かれており、疾走感あふれるアーバンなダンス・ミュージックに。MVは、映像作家・佐々木章介が監督を担当しており、今作が初のMV出演という三重県出身のモデル・新奈が登場しています。

さらに、Apple Musicのエキスパートたちが、今最も注目すべき新人アーティストを毎週1組ピックアップし紹介する企画「今週のNEW ARTIST」に選出。今後さらなる飛躍が期待されます。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato
Link:TYPICA TOP100