【トップ100・チャート】今週のピックアップ(09/08付)、Post Malone / BIM / Bombay Bicycle Club / ASOBOiSM, なみちえ

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Post Malone / Circles

米ニューヨーク州シラキュース出身、現在はユタ州を拠点としているロックスター、Post Malone(ポスト・マローン)。09/06(Fri)にリリースされた待望のニュー・アルバム『Hollywood’s Bleeding』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、全米アルバム・チャート1位を初記録した昨年の2ndアルバム『Beerbongs & Bentleys』以来となる、およそ1年4ヶ月ぶりの新作に。昨年末のリード・シングル『Wow.』に続き、今年7月には、Young Thug(ヤング・サグ)とのコラボ・シングル「Goodbyes」を公開。その後、本アルバムのリリースを正式にアナウンスし、リード・シングル「Circles」を公開したのち、イギリスで開催されていたロック・フェス「Reading and Leeds Festivals」にて、Twenty One Pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ)とともに披露した「Don’t Look Back In Anger」のカバーが話題となるなか、本アルバムがリリースされました。

ゲストには、SZA(シザ)、 Swae Lee(スワエ・リー)、Travis Scott(トラヴィス・スコット)、Young Thug(ヤング・サグ)、DaBaby(ダベイビー)、Future(フューチャー)、Halsey(ホールジー)、Lil Baby(リル・ベイビー)、Meek Mill(ミーク・ミル)などに加えて、Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)が参加。インタビューによれば、アルバム・タイトル『Hollywood’s Bleeding』のバックグラウンドには、LAならびにハリウッドにいたころに感じたという「たくさんの吸血鬼のせいでシーンがめちゃくちゃになった、死にかけたハリウッド」(一部要約)からインスピレーションを受けている模様です。

そしてリード・シングル「Circles」のMVが先日から公開されており、「Goodbyes」のMVの世界観に連なる生死と隣り合わせのストーリーが話題に。あわせてぜひチェックを。



BIM / Veranda

ヒップホップ・ユニット「THE OTOGIBANASHI’S」のメンバーで、クリエイティブ・チーム〈CreativeDrugStore〉に所属しているラッパー、BIM。08/30(Fri)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、昨年リリースされたデビュー・アルバム『The Beam』以来となる、およそ1年ぶりの新作に。今年に入って東京と大阪で初のワンマン・ライブを開催したほか、レーベル・メイトであるVaVa『VVORLD』のリリース・ツアーにもゲスト参加。さらに今年7月にリリースされた、STUTS、RYO-Z(RIP SLYME)とのコラボ・シングル「マジックアワー」が大きな話題を呼ぶなど、引き続き各所で注目を集めています。

本シングルは、プロデュース、ミックス、マスタリングともにSTUTSが再び担当。BIM本人のツイートによれば、今年の夏にSTUTSとキャンピングカーで旅行したことがきっかけに制作され、初夏にリリースした「マジックアワー」に連なる「夏を終わらせたくない病」が出ているサマー・チューンとなっている模様です。

また、LAで全編撮影されたMVも先日から公開されており、ディレクター・Heiyuu(CreativeDrugStore)、撮影とロゴデザイン・Teito Nomiyama(LOOPY HOTEL、BOTT)ならびにA&Rは、Ren “Reny” Hirabayashi(SUMMIT)が担当しています。そして、TBSテレビ系「水曜日のダウンタウン」などを手がけるプロデューサー・藤井健太郎がホストを務める連載企画「藤井健太郎のoff-air」にてオフィシャル初となる2人の放談が掲載されており、あわせてぜひチェックを。



Bombay Bicycle Club / Eat, Sleep, Wake (Nothing But You)

ロンドン出身のインディーロック・バンド、Bombay Bicycle Club(ボンベイ・バイシクル・クラブ)。08/27(Tue)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

2014年に3rdアルバム『So Long、See You Tomorrow』をリリースしたのち、結成10周年を迎えた2016年にバンド活動の無期限休止をアナウンス。2017年にフロントマン・Jack Steadman(ジャック・ステッドマン)が手がけるプロジェクト、Mr Jukes(ミスター・ジュークス)がアルバム『God First』をリリース。さらにベーシスト・Ed Nash(エド・ナッシュ)は、元バンドメイト・Suren de Saram(スレン・ド・サラム)とともに、Toothless(トゥースレス)を結成してアルバム『The Pace Of The Passing』をリリースするなど、メンバーそれぞれのソロ・プロジェクトが話題を呼んでいました。

今年1月から楽曲制作を開始するなか、活動再開後初となる新曲となった本シングル。インタビューでは、作曲するにあたって基本に立ち返ったアプローチをとり、これまで制作してきた曲のなかでも最高のリフを書いている、と語っています。

さらに、2020年1月に約5年ぶりとなるニュー・アルバム『Everything Else Has Gone Wrong』のリリースが決定。プレスリリースには「これは、個人的あるいは政治的に危機的なときに音楽へ目を向けたひとのためのアルバムです。他のすべてがうまくいかなかったときに、音楽を聴くことや音楽を演奏することで得られる慰めについてです。」(一部抜粋)と書かれており、本シングルのMVもチェックしつつ、さらなる続報を待ちたいところです。



ASOBOiSM, なみちえ / HAPPOUBIZIN

1994年生まれのシンガーソングライター「たなま」による新感覚ラップ・ユニット、ASOBOiSM。08/30(Fri)にリリースされた注目のコラボ・シングルが、チャートにランクインされました。

2017年からユニット活動を開始し、わずか半年後に公開した1st EP『DWBH』がTOWER RECORDS・渋谷店の未流通コーナーで初登場1位を獲得。同年に公開されたアサヒ飲料「WILKINSON」Web CMへの出演や、hoyu「JELLY×Beauteen アンティークカラー」Web CM楽曲などを手がけるほか、ユナク from 超新星『The One』の収録曲「◆Queen◆feat. ASOBOiSM」にフィーチャー。2018年のシングル「DRAMA QUEEN」を皮切りに多くの「プレイグラウンドミュージック(遊べる音楽)」を連続リリースするなか、今年8月に公開したシングル「UCHOTEN feat. TACK(シシノオドシ)」は、Apple Music「今週のNew Artist」にも選出されました。

本シングルには、神奈川県茅ヶ崎市出身の三兄妹ヒップホップ・ユニット「TAMURA KING」のメンバーで、先日から配信リリースされているシングル「おまえをにがす」が話題となっている、東京藝術大学在学中のラッパー / ボーカリスト / クリエイター・なみちえをフィーチャー。ASOBOiSM初のセルフ・プロデュースを手がけたトラックに「八方美人」をテーマにしたマイクリレーが展開されており、自身のナンパによって実現したというフィメール・ラッパー2人による注目のコラボ・シングルとなっています。

そして、先日公開された「UCHOTEN feat. TACK(シシノオドシ)」のMVがSNS中心に大きなバズを生んでおり、今後さらなる活躍が期待されます。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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