【トップ100・チャート】今週のピックアップ(12/29付)、JACKBOYS, Travis Scott / 小袋成彬 / Free Nationals / JJJ

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



JACKBOYS, Sheck Wes / GANG GANG

Travis Scott(トラヴィス・スコット)主宰のレーベル〈Cactus Jack Records〉によるコンピレーション・アルバム『JACKBOYS』が公開。12/27(Fri)にリリースされた本コンピレーション・アルバムの収録曲が、チャートにランクインされました。

2017年に設立され、Don Toliver(ドン・トリヴァー)、Sheck Wes(シェック・ウェス)、Luxury Tax(ラグジュアリー・タックス)、Chase B(チェイス・B)などが所属するレーベル〈Cactus Jack Records〉。2019年10月に行われた、Zane Lowe(ゼイン・ロウ)、Travis Scott(トラヴィス・スコット)とのインタビューで、本コンピレーション・アルバムの存在がアナウンスされたことでも話題になり、およそ1ヶ月後からオフィシャルサイトを通じて限定グッズ・コレクションの販売が開始。リリース前日にSNSで公開されたトレーラー映像を経て、本コンピレーション・アルバムがリリースされました。

ゲストには、Offset(オフセット)、Quavo(クエイヴォ)、Pop Smoke(ポップ・スモーク)、Young Thug(ヤング・サグ)、Lil Baby(リル・ベイビー)、ROSALÍA(ロザリア)などをフィーチャー。2019年10月に全米シングル・チャート1位を記録した、Travis Scott(トラヴィス・スコット)「HIGHEST IN THE ROOM」のリミックスを含む全7曲が収録されており、カバー・アートは「HIGHEST IN THE ROOM」のジャケット・ディレクションを務めた、Harmony Korine(ハーモニー・コリン)が担当しています。

そしてリリース当日から、Travis Scott(トラヴィス・スコット)本人に加えて、テスラの新型電動ピックアップトラック「Cybertruck」なども登場する、約9分間のショート・ムービー「JACKBOYS」が公開。2020年に開催される世界最大級の音楽フェスティバル「Coachella」ヘッドライナーの1人に、Travis Scott(トラヴィス・スコット)出演がされているなか、さらなる続報が待たれます(12/29時点)。



小袋成彬 / Three Days Girl

ロンドンを拠点に活動しているプロデューサー / シンガー、小袋成彬。12/18(Wed)に配信リリースされた注目のニュー・アルバム『Piercing』が、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2018年にリリースされたデビュー・アルバム『分離派の夏』以来となる、およそ1年7ヶ月ぶりの新作に。同年には、都内中心に自身のリリース・ライブを開催したほか、宇多田ヒカル「丸ノ内サディスティック」(椎名林檎カバー)や「Too Proud」に参加し、12年ぶりの国内ツアーとなった「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」の制作も一部担当。2019年2月からロンドンへ移住し、RIRI、KEIJUとのコラボ・シングル「Summertime」や、The fin.とのコラボ・シングル「Cold」、adieu(上白石萌歌)のミニ・アルバム『adieu 1』をプロデュース。また、OBKR名義として、OKAMOTO’S「ART( OBKR/Yaffle Remix ) feat Gottz 、Tohji、Shurkn Pap」を手がけるなど、多くのプロデュース・ワークが続いていました。

海外生活で吸収したさまざまなインスピレーションを取り入れつつ、自身の人生にまつわる「喪失」と向き合ったという、本ニュー・アルバム。自身がナビゲーターを務める、J-WAVE「MUSIC HUB」(09/06放送回)や、三原勇希がDJを務める、FM802「INTRO-JUICE 802」(12/15放送回)への電話出演によれば、2019年8月末にかけて日本へ一時帰国した際、スタジオに多くの友人を招いて連日レコーディングを続けていたことを明かしており、耳にピアスを空けるようなラフな感覚で、およそ10ヶ月かけて制作された模様です。

ゲストには、Tohji、5lackに加えて、自身のSpotifyプレイリストを通じて知り合ったというNY・ブルックリン在住のソフトウェアエンジニア、Kenn Igbi(ケン・イグビ)をフィーチャー。収録曲「Down The Line」の共同作曲者として、宇多田ヒカルがクレジットされているほか、全収録曲のミックスはレコーディング / ミキシング・エンジニア、小森雅仁が担当しています。収録曲「Gaia」MVならびに、先日公開されたミックスとあわせて、ぜひチェックを。



Free Nationals, Anderson .Paak, T.Nava / Gidget

LAを拠点に活動しているバンド、Free Nationals(フリー・ナショナルズ)。12/13(Fri)にリリースされた待望のデビュー・アルバム『Free Nationals』の収録曲が、チャートにランクインされました。

メンバーは、ギター・Jose Rios(ホセ・リアス)、キーボード・Ron Tnava Avant(ロン・ティーナヴァ・アヴァン)、ベース・Kelsey Gonzales(ケルシー・ゴンザレス)、ドラム・Callum Connor(カラム・コーナー)の4人で構成されており、Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)のサポート・メンバーとしてもお馴染みの彼ら。2018年2月の時点で、多くのゲストを招いた本デビュー・アルバムの存在をアナウンスしており、同年には、Daniel Caesar(ダニエル・シーザー)、Unknown Mortal Orchestra(アンノウン・モータル・オーケストラ)をフィーチャーしたリード・シングル「Beauty and Essex」を公開。2019年に入ると、Kali Uchis(カリ・ウチス)に加えて、2018年の逝去後初のオフィシャル作品となったラッパー・Mac Miller(マック・ミラー)とのリード・シングル「Time」を公開。その後、4曲のリード・シングルを経て、2019年12月に本デビュー・アルバムがリリースされました。

本デビュー・アルバムには、上記のリード・シングルを含む全13曲が収録されており、ゲストには、Anderson .Paak(アンダーソン・パーク)ならびに、Benny Sings(ベニー・シングス)、Joyce Wrice(ジョイス・ライス)、Shafiq Husayn(シャフィーク・フセイン)、T.I.(ティーアイ)、Westside Gunn(ウェストサイド・ガン)など、多数のシンガーやラッパーをフューチャー。また、The Internet(ジ・インターネット)のシンガー・Syd(シド)や、ラッパー・JID(ジェイ・アイ ・ディー)などとも共同制作するなど、それぞれのカラーを取り入れた柔軟なサウンドが展開されています。

すでに、リード・シングル「Beauty and Essex」「Time」のMVが公開されているほか、米人気トークショー「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」出演時のパフォーマンスが、先日からYouTubeにアップされています。あわせてぜひチェックを。



JJJ / flame

神奈川県川崎市出身のトラックメイカー / ラッパー、JJJ。12/27(Fri)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2017年にリリースされた2ndアルバム『HIKARI』以来となる、およそ2年10ヶ月ぶりの新作に。2018年には、仙人掌、STUTS、KID FRESINOなどの楽曲にフィーチャーされたほか、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)設立の新人賞「Apple Vinegar Award」第一回大賞作品として、2ndアルバム『HIKARI』が受賞したことも話題に。2019年に入って「jjj × DJ Scratch Nice」名義でビートテープ『ONLY』をリリースしたほか、Friday Night Plans、STUTSとともにコラボ・シングル『PRISM』を制作。さらに、Daichi Yamamoto『Andless』、JUMANJI『DAWN』などのニュー・アルバムに参加するなど、多くの客演が注目を集めていました。

本ニュー・シングルは、JJJ自身のセルフ・プロデュースで手がけられており、北里彰久(Alfred Beach Sandal)がギターならびに共同プロデューサーとして参加したほか、D.O.I.がミックス、英・ロンドン「メトロポリス・スタジオ」に所属している、John Davis(ジョン・デイヴィス)がマスタリングを担当。リリース当日から公開されているMVの監督は、映像作家・丸山雄大が務めています。

そして年内最後のライブとして、12/30(Mon)渋谷・Harlemで開催されるオールナイト・イベント「LAWLESS × Moore」への出演が決定。C.O.S.A.、オカモトレイジ、Disk Nagataki(tokyovitamin)を含む多数のアクトが予定されており、お近くのリスナーはあわせてチェックを。


以上、今週のピックアップでした。よいお年を。

Text by Ishikawa Takato

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