【トップ100・チャート】今週のピックアップ(01/05付)、東京事変 / VaVa / Sunday Service Choir / TaeyoungBoy

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



東京事変 / 選ばれざる国民

2012年の解散から2度目の閏年に”再生”されたバンド、東京事変。01/01(Wed)にリリースされた待望のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

活動最後のアリーナ・ツアー「東京事変 Live Tour 2012 Domestique Bon Voyage」の最終日、02/29(閏日)日本武道館公演をもって解散した、東京事変。以後、椎名林檎、亀田誠治、刄田綴色、浮雲、伊澤一葉のメンバー5人がそれぞれの音楽活動を続いていくなか、解散後1度目の閏年である2016年にリリースされた、椎名林檎「ジユーダム」や、同年末の「第67回NHK紅白歌合戦」での椎名林檎のパフォーマンスで、メンバーが再集結したことでも話題に。

また、椎名林檎のバックバンド・メンバーに浮雲(長岡亮介)が多数出演し、2019年にリリースされた、椎名林檎『三毒史』の収録曲「マ・シェリ」の演奏をメンバーが担当するなど、たびたび交流が実現。バンド解散後に発表された楽曲「ただならぬ関係」MVで、東京オリンピックをオマージュした演出が展開されており(公開当時は東京招致の決定前)、ファンのあいだで2度目の閏年である2020年に活動再開が切望され続けるなか、2020年元日、8年の月日を経て”再生”されることがついに発表されました。

オリジナルとしては、2011年に公開された「空が鳴っている/女の子は誰でも」以来のシングルであり、2012年のミニ・アルバム『color bars』や、前述した楽曲「ただならぬ関係」、2013年に公開されたコンプリートBOX『Hard Disk』に収録されている未発表曲「BON VOYAGE」に次ぐ新曲に。作詞を椎名林檎、作曲は浮雲が手がけており、レコーディング / ミックスは井上雨迩が担当。東京事変オフィシャルサイトでは、本シングルの歌詞ページが公開されています。

そして閏日である、02/29(Sat)東京国際フォーラム公演を皮切りとした、全国6都市(7会場13公演)を巡るツアー「Live Tour 2O2O ニュースフラッシュ」の開催がアナウンスされ、01/08(Wed)に本ツアーの詳細が発表されるとのこと。多くのファンが熱狂するなか、今後のさらなる展開に高い注目が集まります。



VaVa / ( ・ω・) -Aschii Art-

東京を拠点に活動するプロデューサー / ラッパー・VaVa。12/25(Wed)にされたニュー・EP『Cyver』の収録曲が、チャートにランクインされました。

2018年に連続リリースされた3作のEP『Virtual』『Idiot』『Universe』に次ぐ、セルフ・プロデュースEPとなった今作。2019年2月に2ndアルバム『VVORLD』を公開したのち、約3ヶ月に渡るリリース・ツアーやフェス参加を通じて、全国各地でライブ活動を展開。また、アルバム公開3日後に開催された「VVORLD Release Party」の模様が収録されているライブ・アルバム『223』のリリースや、Daichi Yamamotoの1stアルバム『Andless』への客演参加、AI、in-d、田我流などの楽曲プロデュースを手がけるなど、幅広い活躍が続いていました。

本ニュー・EP『Cyver』は、リード・シングル「My Artist」「( ・ω・) -Aschii Art-」を含む全5曲が収録。「My Artist」のミックスをD.O.I.、他4曲のミックスをIllicit Tsuboiが手がけているほか、収録曲「( ・ω・) -Aschii Art-」のマスタリングは、ロンドンにあるスタジオ「Alchemy Mastering」(アルケミー・マスタリング)に所属しているエンジニア・Matt Colton(マット・コルトン)が担当しています。

そして先日から「My Artist」「( ・ω・) -Aschii Art-」のMVがそれぞれ公開されているなか、今年2月にはキャリア初となるワンマン・ツアー「One Man Standing 2020」の開催が決定。名古屋、仙台、大阪、福岡、東京の全5公演が予定されており、お近くのリスナーはチケット入手をお忘れなく。



Sunday Service Choir / Revelations 19:1

Kanye West(カニエ・ウェスト)率いるゴスペル・グループ、Sunday Service Choir(サンデー・サービス・クワイヤ)。12/25(Wed)にリリースされた注目のニュー・アルバム『Jesus Is Born』の収録曲が、チャートにランクインされました。

Sunday Service Choir(サンデー・サービス・クワイヤ)とは、Kanye West(カニエ・ウェスト)によるゴスペル・プロジェクト「Sunday Service」の中心を占める聖歌隊であり、2019年1月最初の日曜日にカリフォルニア州カラバサス(Kanyeの居住エリア)で行われた初パフォーマンスを皮切りに、全米各地で日曜礼拝(サンデー・サービス)をプライベート開催。以後、パフォーマンスの一部がSNSを通じて多くのリスナー間で拡散され続け、同年4月(イースター当日)に開催された「Coachella 2019」(Week2-3日目)にて、約3時間にも及ぶパフォーマンスがパブリックで初披露されたことでも大きな話題となりました。

10/25(Fri)には「Sunday Service」をモチーフに据えたゴスペル・アルバム、Kanye West(カニエ・ウェスト)『Jesus Is King』をリリース。全世界のIMAXシアターで上映された同タイトルのドキュメンタリー映画や、11/24(Sun)に上演されたオペラ『Nebuchadnezzar』を含めて大きな反響を記録。その当時のインタビューから、本ニュー・アルバムの存在が明かされていたなか、キリストの誕生日であるクリスマス当日に予告通りリリースされました。

本ニュー・アルバム『Jesus Is Born』には、トラディショナル・ゴスペルである「Balm In Gilead」「More Than Anything」のカバーや、 Kanye West(カニエ・ウェスト)「Father Stretch」「Ultralight Beam」のカバーなどを含む、全19曲が収録。アルバム『Jesus Is King』に参加している、Ant Clemons(アント・クレモン)を筆頭に多くのミュージシャンが参加しており、Mike Dean(マイク・ディーン)が、ミキシングを引き続き担当しています。

そして、2019年11月時点で『Jesus is King』の続編アルバムを、Dr. Dre(ドクター・ドレー)とともに制作していることをツイートで明かしており、今後さらなる続報に注目が集まります。



TaeyoungBoy / DOPE!

東京を拠点に活動しているラッパー、TaeyoungBoy。12/25(Wed)にサプライズ・リリースされたニュー・EP『THE BOY IS』の収録曲が、チャートにランクインされました。

オリジナルとしては、2019年6月にリリースされたEP「TOP BOY」以来となる、およそ半年ぶりの新作に。同年2月に1stアルバム『HOWL OF YOUNGTIMZ』をリリースしたほか、Taeyoung Boy、KK、RICK NOVAによるヒップホップ・クルー、MSNのシングル「Now or Never」を公開。また、DJ CHARI、¥ellow Bucksの新作に客演参加し、アパレル・シーンでは「TENDER PERSON」や「URBAN RESEARCH」とのコラボ・アイテムを発表するなど、多くの話題を集めていました。

本ニュー・EP『THE BOY IS』は、OZworld、GAEA、CanDy、KENYAなどが客演参加しており、Tepppei、KM、jaff、Ryo Takahashiがプロデュースを担当。収録曲「DOPE!」MVは、映像ディレクター・Taiga Minamiが手がける「洗脳」をテーマとした映像が展開されており、TaeyoungBoy本人に加えて、高尾勇次平田梨奈などが出演。なお、カバーアート・ディレクションは、常田大希(King Gnu)を擁するクリエイティヴ・レーベル〈PERIMETRON〉に所属している、Nishi Shotaroが担当しています。

そして、TaeyoungBoy本人によれば「次のステージへ行くことを前に、今現在の自分自身を全て詰め込んだ作品」「今作はTaeyoung Boyとしての最後の作品になるかも?」とコメントしており、さらなるアナウンスならびに今後の活動にも注目が集まります。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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