【トップ100・チャート】今週のピックアップ(01/26付)、Thundercat / chelmico / King Krule / 岡田拓郎

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



Thundercat / Black Qualls

LA出身のベーシスト / シンガーソングライター、Thundercat(サンダーキャット)。04/03(Fri)にリリースされる待望のニュー・アルバム『It Is What It Is』のリード・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされた名盤『Drunk』以来となる、およそ3年ぶりの新作に。2018年には、名盤のチョップド&スクリュード版であるアルバム『Drank』に加えて、ゲーム愛あふれるシングル「Final Fight」を公開。同年には、Flying Lotus(フライング・ロータス)率いる所属レーベル〈Brainfeeder〉の設立10周年を記念したコンピレーション・アルバム『Brainfeeder X』にも参加。

また自身のソロ活動のほか、Janelle Monáe(ジャネール・モネイ)、Travis Scott(トラビス・スコット)、Mac Miller(マック・ミラー)などのアルバムに一部参加したほか、Flying Lotus(フライング・ロータス)『Flamagra』や、監督・渡辺信一郎によるオリジナルアニメ『キャロル&チューズデイ』の楽曲制作に携わるなど幅広い活躍が続いています。

本ニュー・アルバム『It Is What It Is』は、これまでの全アルバムを手がけた、Flying Lotus(フライング・ロータス)がプロデュースを担当。ゲストには、BADBADNOTGOOD(バッドバッドノットグッド)、Kamasi Washington(カマシ・ワシントン)が参加しているほか、Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)、Lil B(リル・B)、Louis Cole(ルイス・コール)、Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン)、Zack Fox(ザック・フォックス)などに加えて、70年代後半から80年代にかけて活躍したファンクバンド・Slave(スレイヴ)の元メンバー、Steve Arrington(スティーヴ・アーリントン)や、The Internet(ジ・インターネット)のメンバーかつプロデューサーとしても名高い、Steve Lacy(スティーヴ・レイシー)がフィーチャーされている模様です。

さらに国内盤CDのボーナス・トラックには、名曲「Show You The Way」でも共演を果たした、Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)をフィーチャーしたボーナス・トラック「Bye For Now」が収録されるとのこと。「愛、喪失、人生、それに伴う浮き沈み」を表現したという本ニュー・アルバム。先日、国内某所でニュー・アルバムのプライベート試聴会を行っていた模様で、新作の全貌に期待が高まります。



chelmico / Easy Breezy

Rachel、Mamikoからなるラップ・ユニット、chelmico。01/17(Fri)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・シングルとしては、2019年にリリースされた「switch」に次ぐ、およそ8ヶ月ぶりの新作に。同年にはメジャー2ndアルバム『Fishing』を発表し、全国7公演を巡ったリリース・ツアーは追加公演を含めて全会場ソールド・アウトを記録。また「RUSH BALL 2019」「鉄工島フェス2019」「COUNTDOWN JAPAN 19/20」など多くのイベント出演が続くなか、今年1月には、親交の深いシンガーソングライター・iriとの共同主催ライブ「SAKEBANIGHT 2020」を東阪で開催。

さらに、chelmico初のラジオレギュラー番組(3ヶ月間限定)として、TBSラジオ「chelmicoの でも、まだ土曜日」(毎週土曜20:30〜21:00)が好評スタートしており、番組ツイッターアカウントを通じて番組継続のためのメールテーマを突如ゲリラ募集するなど、多くの反響を集めています。

そんななかリリースされた本ニュー・シングルは、現在、NHK総合で放送されている話題沸騰のテレビアニメ『映像研には手を出すな!』(毎週日曜24:10~、関西地方は24:45~)オープニング・テーマとしてもお馴染みの1曲。作曲は、インディー当時からさまざまなchelmicoのトラックを手がけている、ryo takahashi(Pistachio Studio)が担当。先日から公開されているMVは、映像ディレクター / グラフィックデザイナー・田向潤がディレクションを務めており、映像研を想起させるような、創作意欲あふれた最強の世界が展開されています。

そして、今年3月から全国10ヶ所を巡るライブ・ツアー「chelmico 感謝祭 Tour 2020」が開催。先日からチケットの一般発売が開始されており、入手はお早めに。



King Krule / (Don’t Let The Dragon) Draag On

英ロンドン・サザーク出身のミュージシャン、Archy Ivan Marshall(アーチー・マーシャル)によるソロ・プロジェクト、King Krule(キング・クルール)。02/21(Fri)にリリースされる待望のニュー・アルバム『Man Alive!』のリード・シングルが、チャートにランクインされました。

オリジナル・アルバムとしては、2017年にリリースされ、イギリスとアイルランドにおける最高峰の音楽賞であるマーキュリー・プライズにノミネートされた『The Ooz』に次ぐ、およそ2年4ヶ月ぶりの新作に。同年には、Brendan Malloy(ブレンダン・マロイ)ならびに、Emmett Malloy(エメット・マロイ)監督映画『The Tribes of Palos Verdes(原作邦題:波のかなた)』サウンドトラックに参加したほか、2018年には月面でのライブ・パフォーマンスを表現した映像「Live On The Moon」を公開。

また、盟友・Mount Kimbie(マウント・キンビー)のアルバム『Love What Survives』(2017年)に収録されている「Blue Train Lines」や、シングル「Turtle Neck Man」(2018年)などでフィーチャーされるなど、独自の活動が続いていました。

本ニュー・アルバム『Man Alive!』には、前作『The Ooz』から引き続き、Dillip Harris(ディリップ・ハリス)が共同プロデュースおよびミキシングを担当。2018年に、YouTubeで公開したショート・フィルム「Hey World!」で流れていた新曲「Perfecto Miserable」「Alone, Omen 3」「(Don’t Let the Dragon) Draag On」「Energy Fleets」などを含む、全14曲が収録予定の模様です。

そして先日から、自身がディレクションを務めたMV「(Don’t Let the Dragon) Draag On」が公開。ニュー・アルバムについて今後さらなる続報が待たれます。



岡田拓郎 / Morning Sun

東京都福生市出身のソングライター / ギタリスト / プロデューサー、岡田拓郎。01/24(Fri)にリリースされた注目のニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

2015年に解散したバンド「森は生きている」のリーダーとしても知られ、2017年にはソロ名義としてのデビュー・アルバム『ノスタルジア』をリリース。2018年には、岡田が強く影響を受けたというアルバム、Steve Hiett(スティーブ・ハイエット)『渚にて…』の収録曲「By The Pool」カバーを含む『The Beach EP』を公開。

また、サポート・ギタリストとして、柴田聡子、前野健太、安藤裕子、などのライブおよびレコーディングに参加するなか、2019年にリリースされた、South Penguinのアルバム『Y』ならびに、優河のシングル「June」のプロデュース / ミキシングを手がけるなど、幅広い活動が続いています。

本ニュー・シングルは、ピアノ / ウーリッツアー・谷口雄(1983)との共同制作で作曲しており、ドラム・増村和彦(元・森は生きている)が参加。また、葛西敏彦(studio ATLIO)がレコーディングならびにミキシングを手がけているほか、グラミー賞ノミネート経験もあるエンジニア、Greg Calbi(グレッグ・カルビ)がマスタリングを担当しています。

そしてリリース当日から、本ニュー・シングル「Morning Sun」MVが公開されており、注目の映像作家・Pennackyが監督。埼玉県入間市にあるカフェ兼レコーディングハウス「guzuri」にて、岡田本人に加えて、谷口雄、増村和彦、新間功人(1983)や、本ニュー・シングルのカバー・アートワークも手がけた、三船雅也(ROTH BART BARON)などによるパフォーマンスが展開されています。あわせてぜひチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato

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