【トップ100・チャート】今週のピックアップ(10/28付)、PAELLAS / 中村佳穂 / Homecomings / MANON, Normcore Boyz

毎日更新されるTYPICAオリジナル楽曲チャート。チャートにランクインされた楽曲のなかから、特に注目の楽曲をまとめてピックアップします。



PAELLAS / Orange

大阪で結成し、東京を拠点に活動している4ピース・バンド、PAELLAS(パエリアズ)。10/17(Wed)に、2ヶ月連続配信リリースとなるニュー・シングルが、チャートにランクインされました。

PAELLASは、MATTON (Vo.)、bisshi (Ba.)、Ryosuke Takahashi (Dr.)、Satoshi Anan (Gt.)で構成され、大学のサークルを通じて知り合ったという、MATTONとbissiを中心に結成されました。2012年にネットレーベルからデビューEP『Long Night is Gone』をリリースし、東京に拠点を移して定期的に作品発表を続けるなか、2016年にアルバム『Pressure』、2017年にミニ・アルバム『D.R.E.A.M.』、そして今年3月に最新ミニ・アルバム『Yours』をリリース。4人の豊かなバックボーンから生み出される世界基準のポップスが着実に広がりを見せるなか、次なるシングルが明らかとなりました。

シネマティックなMVは、国内ラップシーンに欠かせないSpikey Johnが監督。ゆっくりと日が暮れていく小麦色の情景を望みながら、どこか過ぎ去った夏に思いを馳せるような映像美が展開されていきます。

そして11/07(Wed)には、待望の第2弾シングル「Weight」が配信予定となっており、年末にかけて全国を周るリリース・ツアーが開始するとのこと。あわせてぜひチェックを。



中村佳穂 / きっとね!

京都精華大学に在学していた当時から注目を集めていた、92年生まれのシンガーソングライター、中村佳穂。前作からおよそ2年半ぶりにリリースされるニュー・アルバム『AINOU』からのリード・シングルが、チャートにランクインされました。

20歳から本格的に音楽活動をスタートさせた中村佳穂は、ピアノの弾き語りによる即興性の強いライブが話題を呼び、大学時代からつながりがあったという、岸田繁、BOSE、高野寛、スティーブ・エトウ、などと共演を重ねてきました。Al Jarreau、Hiatus Kaiyote、The Internetからの影響源を挙げつつ、エポックメイキングとも言えるFUJI ROCK FESTIVAL’16でのステージングでは、終演後にCDが100枚売れたほど、自由なパフォーマンスが話題となりました。

そんななかリリースされるニュー・アルバムは、前作から続くバンド・サウンドをさらに飛躍させ、ネオ・ソウルのエッセンスを含む「get back」や、中村佳穂の弾き語りと歌声が堪能できる「忘れっぽい天使」「そのいのち」など、全14曲が収録されるとのこと。すでにライブでも披露されているポップチューン「きっとね!」でも、オリジナリティ溢れるブラック・ミュージックが濃縮されています。

そして年末にかけてリリース・ライブやツアーが予定されており、CDを購入のうえ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。



Homecomings / Blue Hour

京都在住の4ピース・バンド、Homecomings(ホームカミングス)。いよいよ10/24(Wed)にリリースされた待望のニュー・アルバム『WHALE LIVING』からのリード・シングルが、チャートにランクインされました。

Homecomingsは、福富優樹(Gt.)、石田成美(Dr./Cho)、畳野彩加(Vo./Gt.)、福田穂那美(Ba./Cho)で構成され、京都精華大学フォークソング部の新歓イベントをきっかけに結成。Rocketship、Elliott Smith、ピチカート・ファイヴといったギター・ポップに影響を受けて、活動初期からオリジナル曲を作り続けていくなか、大学卒業のタイミングにレコーディングされたデビュ・アルバム『Homecoming with me?』が高い評判を呼ぶことに。その後もリリースを重ねていきながら、FUJI ROCK FESTIVALへの3度の出演、Mac DeMarcoを始めとする多くの海外アーティストとの共演を重ねて、着実にバンドの広がりを見せていきました。

そんななかリリースされた最新作では、「平賀さち枝とホームカミングス」以外では初となる「日本語詞」を全編的に取り入れており、結成から5年を迎えて新たな局面に突入した意欲作に。MVが公開されている「Blue Hour」では、日々の生活の中で感じるちょっとした切なさや寂しさ、居心地の悪さを表現した内容となっています。

そして年末にかけて予定されているリリース・ツアーをはじめ、アルバムの特設サイトで公開されているオフィシャル・インタビューなど、あわせてぜひチェックを。



MANON, Normcore Boyz / 2 LIVE IN A REAL WORLD (REMIX)

2002年生まれで福岡出身の女子高生アーティスト・MANON。今年7月にリリースされた自身のデビュー・アルバム『TEENAGE DIARY』の収録曲が、ほぼ同世代のヒップホップ・クルー、Normcore Boyzを迎えたリミックス・バージョンとして、10/19(Fri)から配信スタート。チャートにランクインされました。

MANONは、日本とフランスのハーフ・モデルとして〈ASOBISYSTEM〉に所属。2017年から配信シングルを定期的にリリースし続け、現代のユース・カルチャーと「カワイイ」を交差させた、ゆるふわな世界観が魅力のニュー・アイコンとして知られています。

今回ラップでフィーチャーされたNormcore Boyzは、お台場出身の幼馴染で結成された注目の5人組。今年7月に〈Tokyo Young Vision〉からリリースされた最新ミックステープ『TOKIO TELEPORT』や、SUMMER SONIC 2018への出演も記憶に新しく、国内のヒップホップ・シーンから注目を集める若手のクルーです。

そんな両者がコラボした今作のリミックスは、映画や海外ドラマの世界とリアルを重ね合わせた、青春の焦燥に揺れる少女というオリジナルのテーマを引き継ぎつつ、Normcore Boyzのエピソードも加えられた青春群像劇となっているとのこと。本人たちも出演しているMVでは、お台場を舞台にした夏の思い出のようなノスタルジーを感じさせ、これからの成長や活躍を期待してしまう美しい映像になっています。あわせてチェックを。


以上、今週のピックアップでした。

Text by Ishikawa Takato
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